837 :本当にあった怖い名無し :04/11/05 21:57:17 ID:7ZRzBvsY
俺の友達の話しだけど。 俺の友達は、古風に言えばヤンキーだった。
高校もろくに行かず、友達と遊び回っていたそうだ。
先生達は皆サジを投げていたそうだが、友達の担任の教師だけは、そうじゃなかった。
かなりの豪傑だったらしく、何事にも熱心に取り組む先生だったらしい。
幾度となく留年の危機に瀕した友達を叱咤激励してくれたそうだ。
友達はその分、反抗もしたみたいだけど。
先生のおかげか、そいつの頑張りかは知らんけど、友達は高校を卒業してとある土木会社に就職。
そして、去年の10月頃、やつは不思議な夢を見たらしい。
高校の教室、辺りはぼんやりとしていて、何人かの生徒の姿が見える。
教壇には、ニカッと笑った先生の姿があった。
その先生は突然、黒板に「自習」という字を書くと
「明日から休みになるが、宿題がある!」と叫んだ。
友達が「えーっ!」と声を上げると、先生は笑って
「俺からの最後の宿題だ。幸せになれ」と言ったという。
目が覚めた後、何となく変な感覚があったと友達は言っていた。
そして、その日のお昼頃、そいつは突然、先生の死を知らされたそうだ。
原因は俺は知らないけど、急死だったらしい。
この間、飲みの席で「俺の先公の命日だったんだ」なんて話しから、その話しを聞かせてくれた。
いつも強気で口調の荒いそいつが、声を殺して泣いているのを見て、
先生の最後の宿題を、こいつはちゃんと続けているんだなぁ、って思った。
コメント一覧
ありがとう
良い話と思った時点で寝よう
現実見ろよ
最後の宿題が最難関だろ
函館での土方はそれまでの瘧が落ちたような、自若の態度だったらしいぞ。
最後の宿題はお雪さんに託したんじゃないのかなあ。
おまえにとっての幸せって何?
幸せは絶対的なもんじゃないんだよ
お前の思いつきなんて皆百も承知なんだよ。
俺のことを心配して叱ってくれた人がいた
っていうのも幸せだと思うよ
ってこと?
うざい。
ワロタ
「馬鹿野郎!嫁さん泣かしてどうする!?」
と怒られてから二人で抱き合い号泣、まで妄想した
こういう正夢、というのは確率論的には、起こっても不思議ではない確率の上に成り立ってるという内容だった。
二つの出来事がつながらなければ、記憶にも残らないし、話題にもならない。という事。らしい。
この米蘭にあるようにこの話が良い話であると思う人、そうではないと思う人。この様に一つの事柄に対して概ね表裏一体。コインとまた違うのはグレーも存在することだろうか。
多分多くの人は分かっている上で書き込むんだろうね。
個人的には無駄な言い争いが無きゃいいのにって米蘭を見る度思う。