1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/04 /25(日) 11:39:26.13 ID:+N/8pJv90
今日も近所の歯科で治療。もう通って数ヶ月。
数ヶ月では「素人」にすらなれない程度だが俺もそろそろ先生に
顔くらいは覚えられたかな?(笑)
予約の時間までそれほど余裕がなかったので、
俺は手早く午前のルーティンワークを済ませ、いざ戦場へ。
俺は戦場に赴くにあたり、直前に歯を磨いたりはしない。
なぜならすでに準備は整っているからだ。
男が戦場へ立とうというときは、
このくらいの気構えをもって望みたいものである。
暦では春といえども外は寒い。
俺は急ぎ足で歯医者に着くと、
いつもの受付嬢に軽く会釈しプラスチックの診察券をカウンターにパチリと置く。
受付嬢は、俺くらいの患者などの扱いには手馴れているのだろう、
冷徹とも取れる態度で診察券を受け取った。
椅子に腰掛け順番待ちをしようとした途端、俺の名が呼ばれた。意外だった。
いつもは前に数人の患者がすでに治療を受けていて、
ドリルの音がオフィス内に鳴り響いていたのに。
「もしかして、これはファースト…?」
図らずとも俺はこの歯科のファーストのオペを受けられるようになっていたのだ。
思えば、俺の予約は午前中が多かった。
それはさっきの受付嬢が、
いつも「午前中でしたら…」とこの時間帯を勧めてくれていたからだ。
しかしそれは、俺が通いになることを見越した受付嬢が、
近いうちにファーストになれるようにと、してくれていたことなのかもしれない。
なんて粋なはからいをする女だ。
俺はデスクの書類に視線を落とし仕事をこなしている受付嬢に心で謝辞を述べ、
診察室へと入っていった。
診察室。ここが本物の戦場だ。
幾多の英霊が俺の最終段階へ入ったであろうオペの成功を
祈っていてくれるのが感じられた。
思えばこの診察室に入るたび、俺は見守られてここまで来れたのかもしれない。
そんな思いを馳せ、熱いものがこみ上げている俺とは対照的に、
先生は淡々とオペの準備を始めている。
の姿はこれから仕事に取り込もうという職人が、
使いこまれた工具の手入れをしているそれに似ていた。
俺は邪魔にならないように先生に小さく挨拶を言い、
診療代となる電動チェアに座ろうとした。
そのとき、先生からも小さく挨拶が返ってきた。俺はそのとき確信したね。
「俺もこの歯医者のファースト張れるようになっていたんだな」と。
感無量とはまさにこのことだ(涙)
先生は俺にいよいよ最終になる「工程」の説明をする。
「常連」の連中には鼻で笑われてしまうだろうが、
数ヶ月間通った甲斐あってついに「橋」が俺の奥歯に今日入るのだ。
この数ヶ月間ドリルのと恐怖と抜歯の痛みに耐えてきた。
もう俺に怖いものなどない(自嘲)
そして俺はいつものように口を開く。
ペイシェントとして、ドクターが執刀しやすいように
気をつけていることが俺にはあった。
それは「できるだけ痛がらないこと。そして口は大きく目いっぱいまで開くこと」だ。
歯科のオペは鏡ひとつで細部まで見ながらしなければならない。
それ故、患者の開口度が視界に大きく影響を及ぼす。
そして患者が痛がればそれだけオペが滞る。
それが解っている俺は、
できるだけ先生に協力できればとこの数ヶ月そうしてきた。
執刀医と患者の完璧な協調。オペレーションとはそうしてするものだ。
まあ、そんなこと気にしながらオペを受けられるなんて
俺くらいだと思うけどね(爆)
結果言いますと「橋」、うまくハマリました(笑)
もう実は合わなかったらどうしようか心臓バクバクでしたけど、
成功してよかったッス。
つかこんなこと書いちゃ先生に失礼かな(核爆)
俺が接着剤が固まるまで待ってる間に入ってきた常連っぽいオバサン、
うるさかったなwww
世間話で時間使うな。ちゃんと治療受けろよ。
何しにきてるのかとwwww以上レポっす。長文失礼しましたw
コメント一覧
ついでにキモさのベクトルも違う
歯磨けよ、口草。
二時間近く開けっ放しだから、に行く度にぐったりしていた。
偶々親父が付き添ってくれた時それを見て憤慨し、固定無しで小児をやってくれる歯医者を探してくれたのを思い出した。
親父ありがとう。