131 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2008/06/17(火) 22:53:40 ID:Jf9SfR480
法事のとき、叔父から聞かされた。 叔父の家の近くに、今は閉店して廃墟のようになったスポーツ用品店がある。
その店の主人はかなり前に癌で亡くなったのだが、大勢の知人たちに借金を
したままなのを死ぬ間際まで気にしていたらしい。
今でも夜中にその店の前を通ると、小太りの主人が店の前に立っている。
汗をかきながら禿げ頭を下げ、
「すんまへん、来週返しますさかい、すんまへん」
と呟いているらしい。
叔父の話は続いた。
「まあ、ゆうても害の無い幽霊や。
無視して通り過ぎてもええんやけど、一言だけ
『いや、貸してへんがな!』
とツッコんだったらええ。
ほならスウッと消えよる。
貸した人数分だけツッコまれたら成仏しよんねん」
コメント一覧
それでなんかスッキリしなかったのか!
失せろ
「いや、貸してへんがな!」
何もわからず謝り続けるのは哀しいな。
良いか、坊主
大人になるとな、理由が分からなくても頭を下げなきゃならない
頭を下げないとな、平日の公園が仕事場になるのさ