タッちゃんがやってくる
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:YyVykU5O
コピペ投稿日時:2012/08/26 13:04
コピペ投稿日時:2012/08/26 13:04
1 名前:以下、はてなにかわりまして元増田がお送りします。 投稿日:2010/08/05 14:53:30
その学校では週に一度、給食の時間にタッちゃんがやってくる。養護学校のおばさん先生と一緒にやってくる。
タッちゃんは毎回、かならず暴れる。
小5の男の子が本気を出すと、既におばさん先生より強い。
私は転校生だった。初めてタッちゃんを見た時、怖くて怖くて、クラスのみんなのように黙って着席していることなんて出来なかった。
暴れているタッちゃんは、とても人間には見えなかった。一瞬でパニック状態に陥り、身体が逃げだしていた。
タッちゃんは逃げる私を追いかけ、背中を拳で殴った。衝撃で呼吸が止まった。恐怖で目の前が白くなったり黒くなったりした。
私を殴り終えたタッちゃんは、きちんと着席している他の子たちの背中も次々に拳で殴った。勢いをつけ体重をかけ全力で殴った。
殴られた女の子の半分くらいが泣いた。私も無意識のうちに泣いていた。男の子はみな黙って我慢していた。
給食の時間が終わるとタッちゃんは、おばさん先生と一緒に養護学校に帰って行った。
その学校では、それは仕方のないことだった。
その学校の小学五年生たちに漂っていたものは、諦めだった。
逃げたり、怖がって騒いだりするのは転校生である私だけで、他の子たちは週に一度殴られる環境に「適応」していた。
親が転勤族だったのでその小学校からは半年で転校したけれど、今でもあの恐怖感は深く私の心に残っている。
追いかけられて背中を殴られた痛みと恐怖も、おとなしく着席しては殴られているクラスメイトたちの諦めの表情も。
あの場では、タッちゃんこそが一番の強者だった。
タッちゃんは「かわいそうな子」なので、「かわいそうでない」私たち健常の子供や先生たちに対して、何をしても良かった。
健常者にタッちゃんを殴り返す権利は無い。それどころか避ける権利すら無い。なぜならそれは「差別」だから。
私は「社会的に認められた弱者は、強者になるんだ」ということをそこで学んだ。
コメント一覧
他人に迷惑を掛けること分かっているのに人権を語ってんじゃねーよってな
俺の見た目上、東京都迷惑防止条例違反だけどな!
避ける権利、文句言う権利くらいはあるぞ
あるはずなんだけどねぇ…
暴れ回る重度の障害者は、隔離しないと死人がでるぞ
ちょっと、ちょっとちょっと
一度見てみたいもんだ。
と思わず疑ってしまうくらいの内容だよ。
殴られそうになった時、避けたり防御したりするのは当たり前
ではないか。
私はこの養護のおばさんと先生に聞きたい。
殴られそうになった時、避けることもできずに殴られなければ
ならない時、誰だって踏ん張ったり堪えたりしますよね。
それも差別になるのでしょうか。
あるんだよ、人権教育とやらに熱心な学校じゃわりとよく見られる光景だ
それから平等大好きなお花畑教師やうちのこは天使ちゃん親に理で説いても無駄
一回でもやり合って見ればわかるよ
どうもありがとう。
折角説明していただいたのに申し訳ないが、どうしても納得が
いかない。
もし身内がそんな目にあったら、俺は大いに反論する。
是非そうしてやってくれ
ただ相手は教師個人や相手親だけじゃなくて学校組織や教育委員会、妙な人権団体までくっついて来る事も多いから十分慎重に
大きい力が出てくると個人じゃ戦い切れないし、負けると差別主義者の極悪人のレッテルが貼られるから、同意見の他人をしっかり巻き込んで(←これ超重要、一人だけだと嘘流されて信用を下げられただけでモンペ認定され戦いが終わってしまう)、冷静に
俺もやり合ったけど壮絶に消耗した揚句ふてくされた謝罪を引き出すのが精一杯だったよ、環境の改善までは至らなかった
タッちゃんみたいな人に対して、差別なくやさしく
接するか、と考えると、それは絶対ないよな。
むしろ公然と差別をするかもしれない。
それは結局、タッちゃん自身のためにもならなかったりする。
これって、あらゆる事につながる話だよなぁ。