コピペ運動会

男はけだもののような性的欲望を持って当然とされる。
一夏の恋、ゆきずりの関係、セフレ、風俗、出会い系など、愛のない過激な関係に憧れるのが普通だろという圧力すらある。
男なら四六時中女の尻を追いかけていなければならず、即物的で過激なセックスを好むべきいうマッチョイズム。
それとは真逆で、彼女とのまったりラブラブなセックスを好む草食男子は、同性から「キモい」と否定される。
長いこと独り身でも風俗を必要とせず、必死に新しい恋人を求めるでもない点も、「情けない」と見下される。
　
女の性的欲望は、同性と異性の両方からドン引きされる。
女子会で語られるべきは「胸キュン」でなければならず、性欲であってはならない。
恋愛トークは「トキメキのおすそ分け」と「愚痴」の二種類。欲望の話までは踏み込まない。
女の主体的な性欲を普通の女子たちは基本的にキモイと思っているし、無いことにしようとしている。
　
ようするに古き佳き性規範によって、肉食女と草食男は同性からキモがられ下に見られている。
しかし草食男は肉食女よりまだマシで、草食男のラブラブ無難セックス志向は普通の女子の志向と一致する。
草食男を毛嫌いするのは、オラオラ系にデートレイプされることで存在承認を得ている雌豚女子くらいのもので、
草食男はわりかし多くの女子から容認されている。むしろ需要はなにげに高いのだ。
一方肉食女には需要がない。肉食男は肉食女を「飛んで火にいる肉便器」と解釈したがるが、
肉食女は性的なことについて主体性を発揮するので、実は便器にしづらい。
そして実態を見抜いたとき肉食男は肉食女を憎み始める。
肉便器には受け身な雌豚女子の方が向いている。男にとって肉食女は邪魔で不都合なものなのだ。
もちろん、草食男が愛する対象には普通女子が向いている。肉食女の枠はどこにも無いのだ。

…ふざけた提案で申し訳ないけど
都条例に引っかからない限りギリギリまで年下の男を引っ掛けるのはどうだろう。
主導権を握れるし、０から教育出来るし、
しばらく楽しんでやり捨てても、よほど変な性嗜好を植えつけたりしない限りは
相手に感謝こそされ恨まれたりはしないんじゃないの。

表面上草食系男子のフリをしているものの実は性欲が旺盛で、
単に女に対してがっついてると思われたくないだけのいわば「ヘタレ系偽草食男子」の俺としては、
肉食系女子にがつがつ食われたいです。

面白い論だと思う。

肉食女子の居場所で思いつくのは、「SEX and the City」である。
そこから考えると、おそらくポイントは、仲間と場所なんじゃないかと思う。
つまり、お互いの秘密を打ち明けられる仲間と星の数程の出会いを可能にする街が必要。

ただ、読んでて思ったが、本当の肉食女子は、自分の居場所なんてものを気にしないんじゃないかとも思う。
なぜなら、彼女達は男以上にマッチョだから。
悩む暇があったら、いい男をみつけて、逆ナンしてるに違いない。