私はださくてブスな女で、ここ何年ものあいだ、快適な居場所がリアルにもネットにも無いと感じていた。
どこにいても孤独感、不安感、卑屈な気持ちでいっぱいだった。
ださいから女性相手に萎縮してしまう。ブスだから男性相手に萎縮してしまう。
コミュ障だから誰が相手でも萎縮してしまう。みんなみんなおそろしい。
コミュ力を身につけて、だささを改善すれば、女性に対しては萎縮せずに済むのではないかと考えた。
寂しかったので、お互いに居心地の良い関係を、誰かと築きたいと思った。相手は女性の方が現実的だと思った。
女性の友達グループに入るために、おしゃれになろうと考えた。
鏡を見る。何を変えればいいのかわからない。何から何まで、全部だめに思えた。
女子のグループの中で何が流行っていたか思い出そうとした。縮毛矯正だと思った。
6000円で、かけてみた。頭の感じが不自然になった。あの子たちと私とでは何かが致命的に違う。
大きな鏡を使って全身の写メを撮った。ネットで検索したファッションスナップと比べてみた。
死にたくなるくらい、私はダメだった。スナップの女の子たちと同じ時代に生きる同年代の女とは思えなかった。
比べてみると、言い方は悪いけど、何かの病気や障害があったりして社会から隔絶されていた人とか、
別の国の国民みたいに見えた。死にたい、死にたいと思って、それを口にも出して、泣いた。
冷静に向き合って、眉毛を整えた。
毛抜きとかみそりとはさみを買ってくるまではスムーズだったけど、はさみを入れる瞬間は勇気が要った。
鏡の前だと変化がわからないが、整えたあとで再度写メを撮ると、少しだけましになったと感じた。
次に、縮毛矯正で余計に変になった髪型をなんとかしなくちゃいけないと思った。
ファッションスナップを見ていると、同年代の女の子は髪を染めてパーマをかけていた。
茶髪の内側巻きのボブにしてくださいと美容院に行った。美容師は、私の縮毛矯正でツンツンになった毛先を見て、渋い顔をしていた。
縮毛矯正をかけたての髪に、カラーとパーマを同時にやると髪が痛みますよとも言われた。
でも勇気を出して美容院に来たし、近いうちにまた来るのも嫌だったので、今日お願いしますと言った。
14000円だった。高い。でも鏡の中の自分が、別人みたいに変わったのを感じた。
本当に、別の人間になったみたいだと思った。すごく久しぶりに頬の筋肉が上に上がろうとした。
でもいかにもリア充といった感じの美容師が周りにたくさんいるので、怖くて、口元を手でおさえて斜め下を見るようにした。
メイクをしないといけないと思った。コンプレックスな目をなんとかしようと考えた。
100円ショップでつけまつげを買った。どれが良いかはネットで調べた。
つけまつげの、まぶたに貼り付ける部分を、指でぐにゅぐにゅと揉むとやわらかくなって貼りやすくなるとネットに書いてあった。
その通りにしたが、目の周りに貼るのが怖くてなかなか上手くいかなかった。
つける位置がずれてしまうので貼りなおすと、粘着力が弱まって取れた。
何度もノリを塗りなおしてやり直したけど、一度もまともに貼れなかった。これは無理かなぁと思った。
パウダーファンデーションを買った。
ファンデーションは、皆使っているらしいのでとりあえず買った。
なんというファンデーションを買うかは調べて店に行ったけど、色が何種類もあるので、
わからなくて困っていたら、店員が来て、テスターを手の甲に塗るように言ってきたのでその通りにして、
お客様にはこれがいいですと言われたものをそのまま買ってきた。
家で顔に塗ってみると、鏡の前では差がよくわからなかったけど、写メを撮ると顔の印象が明るくなることに気付いた。
光を乱反射させて、細かい影を無くすものなんだなと思った。
一歩一歩、浮かないように、同年代の女性の友達ができるように、見た目を整えているところ。
普通の子よりは5年くらい遅れをとっているけど、なんとか差を縮めたい。
ネットでもてはやされている、「清楚」「ナチュラル」みたいなものは、私にはできないなと思った。
縮毛矯正をかけてみて変になったときに、中高生の頃に可愛いグループに居た女の子たちと、私の顔の格差を感じてしまった。
そして、茶髪にしてパーマをかけたことで、見た目がましになったと自分自身で感じたのが大きい。
ネット上の男性は、「清楚」「ナチュラル」をすすめて、パーマや茶髪を嫌うけど、しょうがない。
男性たちが求めているのは、元の顔がいい女の子だから。
でも、パーマや茶髪をビッチとか言っているのを見るのは、なんだか傷つく。
お金をかけないと見られたものじゃない、生まれつきの悪い女は、男の人にとって、何を言ってもいいくらいの下層なんだなと感じる。
だから男性は怖い。あまり男性目線とか、考えたくない。
今の私は、少しずつ外見の遅れを取り戻そうとしていて、中身はというと何も手をつけられていなくて、空っぽだと思う。
女の子が「友達になりたい」「一緒に居て楽しい」と思う人って、どんな人だろう。
私は、どんな人と友達になりたいんだろう。私はどうなりたいんだろう。
とりあえずは、浮かないような外見を手に入れて、それからコミュ力とか中身の修行に入ろうと思う。
「人間の容姿は、飲食店で言う"のれん"のようなもの」っていう言葉をどこかで見た。
のれんが嫌な感じだと、お店に入ろうとは思わない。おいしいかまずいか、知ってももらえない。
その言葉を信じて、とりあえず外見をなんとかしようと思う。
「私の見た目ってださくてキモい」と萎縮しながら人に話しかけるよりは、精神的に楽なのも大きい。
今の時点でも、居心地がいいと感じる場所はどこにもない。
リアルではださくてブスなコミュ障だからぼっちだし、ネットでは「茶髪ブスビッチ」みたいな攻撃を受ける立場だし。
でも私が変わればどこかに居場所は見つかるはずと信じて、変わっていこうと思う。
どこにいても孤独感、不安感、卑屈な気持ちでいっぱいだった。
ださいから女性相手に萎縮してしまう。ブスだから男性相手に萎縮してしまう。
コミュ障だから誰が相手でも萎縮してしまう。みんなみんなおそろしい。
コミュ力を身につけて、だささを改善すれば、女性に対しては萎縮せずに済むのではないかと考えた。
寂しかったので、お互いに居心地の良い関係を、誰かと築きたいと思った。相手は女性の方が現実的だと思った。
女性の友達グループに入るために、おしゃれになろうと考えた。
鏡を見る。何を変えればいいのかわからない。何から何まで、全部だめに思えた。
女子のグループの中で何が流行っていたか思い出そうとした。縮毛矯正だと思った。
6000円で、かけてみた。頭の感じが不自然になった。あの子たちと私とでは何かが致命的に違う。
大きな鏡を使って全身の写メを撮った。ネットで検索したファッションスナップと比べてみた。
死にたくなるくらい、私はダメだった。スナップの女の子たちと同じ時代に生きる同年代の女とは思えなかった。
比べてみると、言い方は悪いけど、何かの病気や障害があったりして社会から隔絶されていた人とか、
別の国の国民みたいに見えた。死にたい、死にたいと思って、それを口にも出して、泣いた。
冷静に向き合って、眉毛を整えた。
毛抜きとかみそりとはさみを買ってくるまではスムーズだったけど、はさみを入れる瞬間は勇気が要った。
鏡の前だと変化がわからないが、整えたあとで再度写メを撮ると、少しだけましになったと感じた。
次に、縮毛矯正で余計に変になった髪型をなんとかしなくちゃいけないと思った。
ファッションスナップを見ていると、同年代の女の子は髪を染めてパーマをかけていた。
茶髪の内側巻きのボブにしてくださいと美容院に行った。美容師は、私の縮毛矯正でツンツンになった毛先を見て、渋い顔をしていた。
縮毛矯正をかけたての髪に、カラーとパーマを同時にやると髪が痛みますよとも言われた。
でも勇気を出して美容院に来たし、近いうちにまた来るのも嫌だったので、今日お願いしますと言った。
14000円だった。高い。でも鏡の中の自分が、別人みたいに変わったのを感じた。
本当に、別の人間になったみたいだと思った。すごく久しぶりに頬の筋肉が上に上がろうとした。
でもいかにもリア充といった感じの美容師が周りにたくさんいるので、怖くて、口元を手でおさえて斜め下を見るようにした。
メイクをしないといけないと思った。コンプレックスな目をなんとかしようと考えた。
100円ショップでつけまつげを買った。どれが良いかはネットで調べた。
つけまつげの、まぶたに貼り付ける部分を、指でぐにゅぐにゅと揉むとやわらかくなって貼りやすくなるとネットに書いてあった。
その通りにしたが、目の周りに貼るのが怖くてなかなか上手くいかなかった。
つける位置がずれてしまうので貼りなおすと、粘着力が弱まって取れた。
何度もノリを塗りなおしてやり直したけど、一度もまともに貼れなかった。これは無理かなぁと思った。
パウダーファンデーションを買った。
ファンデーションは、皆使っているらしいのでとりあえず買った。
なんというファンデーションを買うかは調べて店に行ったけど、色が何種類もあるので、
わからなくて困っていたら、店員が来て、テスターを手の甲に塗るように言ってきたのでその通りにして、
お客様にはこれがいいですと言われたものをそのまま買ってきた。
家で顔に塗ってみると、鏡の前では差がよくわからなかったけど、写メを撮ると顔の印象が明るくなることに気付いた。
光を乱反射させて、細かい影を無くすものなんだなと思った。
一歩一歩、浮かないように、同年代の女性の友達ができるように、見た目を整えているところ。
普通の子よりは5年くらい遅れをとっているけど、なんとか差を縮めたい。
ネットでもてはやされている、「清楚」「ナチュラル」みたいなものは、私にはできないなと思った。
縮毛矯正をかけてみて変になったときに、中高生の頃に可愛いグループに居た女の子たちと、私の顔の格差を感じてしまった。
そして、茶髪にしてパーマをかけたことで、見た目がましになったと自分自身で感じたのが大きい。
ネット上の男性は、「清楚」「ナチュラル」をすすめて、パーマや茶髪を嫌うけど、しょうがない。
男性たちが求めているのは、元の顔がいい女の子だから。
でも、パーマや茶髪をビッチとか言っているのを見るのは、なんだか傷つく。
お金をかけないと見られたものじゃない、生まれつきの悪い女は、男の人にとって、何を言ってもいいくらいの下層なんだなと感じる。
だから男性は怖い。あまり男性目線とか、考えたくない。
今の私は、少しずつ外見の遅れを取り戻そうとしていて、中身はというと何も手をつけられていなくて、空っぽだと思う。
女の子が「友達になりたい」「一緒に居て楽しい」と思う人って、どんな人だろう。
私は、どんな人と友達になりたいんだろう。私はどうなりたいんだろう。
とりあえずは、浮かないような外見を手に入れて、それからコミュ力とか中身の修行に入ろうと思う。
「人間の容姿は、飲食店で言う"のれん"のようなもの」っていう言葉をどこかで見た。
のれんが嫌な感じだと、お店に入ろうとは思わない。おいしいかまずいか、知ってももらえない。
その言葉を信じて、とりあえず外見をなんとかしようと思う。
「私の見た目ってださくてキモい」と萎縮しながら人に話しかけるよりは、精神的に楽なのも大きい。
今の時点でも、居心地がいいと感じる場所はどこにもない。
リアルではださくてブスなコミュ障だからぼっちだし、ネットでは「茶髪ブスビッチ」みたいな攻撃を受ける立場だし。
でも私が変わればどこかに居場所は見つかるはずと信じて、変わっていこうと思う。
コメント一覧
自分に足りないものはなんだろう?ってことに向き合えてるなら
長いけど読みやすくて疲れない文章と内容だった。
自然体でいられる、または緊張しまくらなくてもいい人付き合いを基準に求めて頑張ってほしいな。
それをクリアしたら、誰かに少しずつでも
自分の内面を知っていってもらうのがいいよ。
俺は男だけど頑張ってな!
気負い過ぎず、焦らず、ゆっくり頑張って欲しいです(*´.`*)!
いい友達ができることを願うわ
がんばってください
好感ももてるし応援したくなるのは何故だろう
ただ、自分を見る時にネガティブフィルターを分厚くかけ過ぎているように思えるが。
途中であきらめて悟ったような奴もいるけど
根気強く頑張って揺るがない自信をもってほしい
↓
長くても最後まで読みたいと思わせる素人の文章を久々に見た。
顔だけのDQNには努力しても手に入れられない才能を持っていることを自覚して、卑屈にならずに生きてほしい。
無意識に見下してるのな
なると思うけどね。この娘に足りないのは自信だけじゃないか。
だが、如何せん「女性は天使のように心が美しい(フィジカルじゃ男にかなわないからせめて
メンタルでは勝ちたい。いや、勝っているはずだ!)」という妄想を
捨てきれないで「男は見た目重視!それに比べて女性は〜」みたいな思想に固執するんだよな。
男が見た目重視だから見た目磨くんだろうが
本当に頭悪いな