479 :1/3:2009/05/29(金) 06:14:06 ID:t4aiec1gO
霊的な話しじゃないですが、3年前、一人暮らしをしていたときの話し。
夜9時くらいに帰宅すると、すぐインターホンがなったので玄関を開けると、
40代くらいと思われる女性が立っていた。
宗教の勧誘だったら面倒だな、と思いつつ「はい?」と言うと、
女性は部屋を覗こうとしながら、
「ここってス○ップの木村タ○ヤさんのお宅ですか?」
確かに俺は木村という苗字で表札も出していたが、木村タ○ヤの訳がなく、
驚きながら「いや、違いますけど…」と言い、ドアを閉めようとした。
すると女は閉まりかけのドアを押さえ目を見開き、
「本当に?隠してませんか?本当はタ○ヤいるんでしょ!?」
と叫びながら、部屋の中に入り込んで来ようとしてきた。
慌てて「いやいや、違うから!」と言いつつ、女を外に押し出そうとすると、
女は「触らないで!タ○ヤー!いるんでしょ?タ○ヤー!」と暴れだした。
480 :2/3:2009/05/29(金) 06:14:54 ID:t4aiec1gO
俺はもう何がなんだかわからなくなり、「ヤメロ、警察呼ぶぞ!?」と怒鳴ると、女はおとなしくなり、逃げるように帰って行った。
都会は変な人が多いな、なんて考えながらも、その日は戸締りをし寝た。
翌日帰宅すると、アパートの入り口に、
昨日の女とその娘と思われる中学生くらいの女の子が、通りから死角になる場所に立っていた。
俺は驚きつつもダッシュで自分の部屋の前へ行くと、
娘が「タ○ヤに会わせて!」と叫んでいて、女は包丁(果物ナイフかも)を持っていて、
「タ○ヤを出せ!!出さないと殺すっ!!」
もう目が尋常じゃないくらい血走っていた。
急いで鍵を開けで部屋に飛び込むとすぐに施錠し、5分ほどボー然としていた。
481 :3/3:2009/05/29(金) 06:15:41 ID:t4aiec1gO
警察に電話しようと思いつつ、部屋の電気を付けカーテンを閉めようとすると、窓に女と娘が張り付いて中を見回していた。
俺は「うわあぁぁ!」と叫びながらすぐに警察に電話。
パニックになりながらも事情を説明すると、
警察は『すぐに警官を向かわせるので、施錠をし待っていて下さい!』
女と娘はその間、窓を叩きながら「タ○ヤに会わせろ!タ○ヤを出せ!!」と絶叫している。
俺はトイレの中で、掃除用のブラシ(武器代わり)を握り締め震えていた。
5分くらいすると、「コラー!何してるー!」と警察官と思われる声が聞こえ騒がしくなった。
インターホンが聞こえ、「木村さん?警察です。もう大丈夫ですよ」と聞こえ、俺は安堵感で崩れ落ちた。
その後警察へ行き事情を説明し、女は逮捕。
(別の木村さん宅にも同じことをし、被害届けが出ていた)
娘は親戚に引き取られたらしい。
さすがに引越ししました。
コメント一覧
俺「ちょ待てよ!!」
「なんだよ、俺ならいるよ。疲れてるから今日は帰ってくんない?」
とか言いながら出て行ったら刺されたかな。
俺「ちょ、待てよ。今日は休みで仕事もない早起きなんてしなくてもいいと思うためそうさ僕らはそのために生まれてきたのに夜空ノムコウには明日がもう待っているのかよ!」
女「やっぱりタクヤじゃない!」
荒岩乙。
特定されない範囲で