1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/24(木) 22:51:52.53 ID:hBEJgnt70
「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
オヤジは、叫んだ。
「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
「バキッ!ボコッ!」
ケンはかまわず殴り続ける。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
オヤジが悲鳴に近い叫び声をあげた。
「お前みたいな奴がいるからいけないんだ!」
ケンが叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
オヤジの血があたりに飛び散った。ケンのコブシも血で染まっている。
「世の中!狂ってんだよ!狂ってんだよ!」
ケンの形相は、もうフツウではなかった。その様子を見ていた、ミクも従業員も言葉を失ってしまっていた。思わずミクが言った。
「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
「ガッシ!ボカ!」
ケンには、まったく聞こえていない。オヤジも失神したのか動かなくなった。
「キャー、やめて!」
ミクが叫んだ。
「あっ……はい」
従業員が後ろからケンを押さえた。
252 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。 :2007/05/25(金) 00:15:50.35 ID:Et+UEKXa0
「ギャ!グッワ!待ってくれ!待ってくれ!」
その男は叫ぶ。
「許してくれよ!入れたかっただけなんだから」
ケンにはそれが我慢ならぬのだ。
・・・この期に及んで、許しを請うなど。
「ヒッー!助けてー!助けてー!」
男はおいおい泣き始めた。
だがケンは殴るのを止めない。
「まったく呆れた男だ。生かして置けぬ。」
ケンは憤っていた。必ず、この国の将来のため、この男を除かねばならぬと決意していた。
ケンは法律が解らぬ。ケンは、ミクの恋人である。親のすねをかじり、ゆとりを謳歌して育ってきた。
けれど邪悪に対しては人一倍に敏感であった。中二病である。
「この粗末なもので何をするつもりであったか、言え!」
ケンは叫びながら殴り続ける。
「ギャー」
男の血があたりに飛び散った。ケンのコブシも血で染まっている。
「人の心は、あてにならない!人間は、もともと私慾のかたまりだ!」
ケンは、いまは、ほとんど全裸体であった。呼吸も出来ず、二度、三度、口から血が噴き出た。
「店長!それ以上やったら死んじゃう!」
ケンは、彼女の声に気が付かない。猛然一撃、たちまち、男を殴り倒した。
「キャー、やめて!」
ミクが叫んだ。
「あっ……はい」
従業員が後ろからケンを押さえた。
「ありがとう、友よ。」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。
コメント一覧
同人のノリだ
何故かって?漢と漢の肉のぶつk…ゲフンゲフン
伝説の魔法陣の力によりて 我々の前に現れその力を示すべし。
マハトラーナ ソテミシア レキダントラン ヒガンテ パラシコロヒーア!
⑨
(教育が)遅すぎたんだ…