212 名前:雷鳥一号 ◆zE.wmw4nYQ [sage] :2012/11/13(火) 18:30:43.82 ID:qFVvFi5t0
知り合いの話。
昔、猟師をしていた頃に奇妙なことがあったらしい。
樹上に猿を見つけ、見事にこれを射貫いたのだが。
甲高い悲鳴を上げた猿は、次の瞬間、真っ白に変じた。
全身の毛の色を一瞬で失った猿は、その直後地上へ落下した。
遠耳に小さく“ガシャン!”という音が聞こえた。
ガラスか陶器が割れたような、そんな硬い音だった。
落下地点に辿り着くと、骸が何処にも見当たらない。
ただ、ガラスのようにキラキラする粉が、ぶちまけたように堆積している。
粉末の中に、歯の付いた猿の顎骨が、ぽつんと転がっていた。
その日はそこで山を下りたのだという。
コメント一覧
猟という仕事を非難する気はないけど、彼らのなかには
絶対殺戮が趣味でやってる人も多いと思う。
と思ってしまう
そうそういないだろ!
知り合いさんてマジで顔広過ぎだよな
「堆積」してちゃだめだ
猿の被害が多いとこでは、人里に近いとこで見つけたらとりあえず殺す。
殺生を趣味でやる人は日本には殆ど居ない
動物を殺したいだけなら、猟師にならず野良猫でもシメといた方が都合がいいんだよ
基本的に危ない奴は猟師免許とるための講習会で不適格として除外されるし、免許取得後も猟友会で山に入るから常に他の猟師の目がある
1人で山に入ったところで犬が居なけりゃ獲物は見つからんし、猟犬を育てるには他の猟師の犬に同行させて時間をかけて仕込まなけりゃ使い物にならん
そんな手間をかけて育てた犬も、鹿や猪に一度攻撃を受けただけで二度と獲物を追跡しなくなる場合が多い
猟銃所持の許可が得られるのにも3ヶ月はかかる
ハンティングが釣りのようにスポーツとして認知されてる欧米ならともかく、日本じゃ本気で命と向き合えないとやってらんない
猟師がカッとなって人間に散弾ぶちまけることはあるけどねw
そりゃあ色んな仕事もなんだって中にはその仕事自体が好きな人もいるだろ…