390 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2012/12/14(金) 23:32:35.84 ID:l75q0cex0
早朝の散歩、今朝はマイナス5度だった。凍み雪で、自分が乗っても沈まない。
当然身軽な愛犬はツルツル堅いザラメ雪の上を足跡もつけずに歩く。
雪はダイヤモンドのようにキラキラと七色にきらめく。
テンションの高かった愛犬は不意に雪の上に寝転ぶと、ズリズリと緩やかな傾斜を
下へ、下へと嬉しそうに身を滑らせる。
そして起き上がると、ツルツルおぼつかない足取りで、
また少し高いところまで登ってから、またバッタリと横に寝てズリズリ…。
何度も何度も、飽きずに繰り返している。
小さな子供が滑り台を楽しむように、愛犬は遊んでいる。
犬の平均知能は、人間の7歳程度と聞いたことがある。
だが、ウチの愛犬は永遠の3歳児のようだ。
雪起こしの雷には腰を抜かすし、屋根雪が落ちるのにも吠えつくビビり犬だけど。
野良猫に餌を取られるようなオマヌケ犬だけど。
こうして雪の中、散歩を全身で喜ぶ、最高に可愛ゆい相棒だ。
…おバカだけどな。
だが、そこがいい。
コメント一覧
やせ細った犬が1週間以上もじっと座りひたすら飼い主を待つ
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1742165.html
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貴様に参考の意味を問う
こえええ……