これからの男女は排他的な「恋愛」よりも第三社を排除しない「友愛」を選べ
転載元:上野千鶴子さんの型破り人生相談
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:vIxKvozE
コピペ投稿日時:2013/01/08 15:42
コピペ投稿日時:2013/01/08 15:42
Q.
この春、第2の就職をした27歳の男性です。今、数年内には「結婚」したいと考えている女性がいます。相手は学生時代に付き合っていた元カノです。
2年前に再会し、第2の関係を築こうとしている最中です。相手には彼氏がいますが、別れることを検討してくれていて、まんざらでもないようです。
私は「恋人」より「愛を前提とした友人」と結婚したいという結婚観を持っています。両親は恋愛結婚でしたが、母親には大変な浮気癖があり、私が中学生の頃、離婚してしまったことが多大な影響を及ぼしています。「恋人は愛が冷めたらそれで終わり。でも友人は愛が冷めても友人だから一生続くだろう」というのが私の結婚観の理由です。
社会人になってからは上記のことを意識して女性とお付き合いをしてきました。その結果、大変居心地が良く友人的である元カノに戻ってきた次第です。
ただし仲の良い友人(女性)数人に私の考えを話しても理解できないと言われます。さらに最近、私は旅先や再就職先などで女性との新たな出会いがあり、「自分は女性が大好きで、居心地のよい元カノと結婚しても駄目になってしまうのでは」と自分を恐れています。
それでも元カノを一刻も早く今の彼から奪還し、結婚へ進みたいという焦りもあります。どうしたらよいと思いますか?
A.
あなたの結婚観を彼女も共有する?
恋愛は非日常、結婚は日常。恋愛から始まった結婚には恋愛を友愛に変換するソフトランディングが必要です。燃えさかる原子炉を、冷却装置を働かせてメルトダウンさせずに冷やすくらい、この変換はむずかしそうですね。なにしろ「結婚は人生の墓場」という結婚観さえあるくらいですから。
地方の結婚式場で「最後の恋が始まる」というポスターを見て、苦笑したことがあります。恋愛のどきどき、わくわく感は、脳内でドーパミンが放出される非日常の快感。この快感はくせになります。若いときに恋愛好きだったひとは、その後の生涯においても恋愛好き。結婚したからといってそれが「最後の恋」になるなんてことはまずないでしょう。
はい、「恋人」より「愛を前提とした友人」と結婚したい、と考えるあなたの結婚観は、たいへん堅実でリアルなものです。
どうやら母親の浮気癖があなたのトラウマになっているようですね。わたしは「浮気」でなく、「婚外恋愛」と呼びますが。結婚の前にも後にも外にも恋愛はあるのに、結婚の中にだけ恋愛はないようですね。これが恋愛結婚の永遠の背理です。
問題はあなたの結婚観を彼女が共有してくれるかどうか。お互いに「結婚は恋愛ではなく友愛のたまもの」と合意ができればよいですが、相手が「結婚は恋愛の延長」という結婚観を持っていれば、彼女は結婚にただちに幻滅し、べつの恋愛対象を求めるでしょう。相手をとっかえては幻滅を重ねるコストを支払いたくないのなら、結婚は結婚、恋愛は恋愛と、結婚の外に恋愛の相手を求めるほかないでしょう。こういう女性を妻にしたら妻の婚外恋愛を受容するしかありません。あなたはそれを恐れているのでしょう。自分も同じことをやるかもしれないという恐れとともに。
とはいえ、元カノには今カレがいる。そのカレから元カノを奪還しようとしているあなたはジレンマに陥っています。奪還には非日常のエネルギーが要り、それは恋愛に近いからです。
でも友愛があれば大丈夫。恋愛は排他的ですが、友愛は第三者を排除しません。好きな人にお友だちがひとり増えたからって、いちいち嫉妬しないでいられるくらいの友愛があれば、安心して彼女を選びましょう。恋愛ごときでボクたちの友愛はこわれない、と信じて。
(回答:社会学者・上野千鶴子さん、朝日新聞2011年10月8日付土曜be「悩みのるつぼ」より)
コメント一覧
つまり何が言いたい?
婚外恋愛は友情の一つ
女に友人ができても嫉妬しないでいられるなら結婚しておk
それでも叩くけど
こんなの投稿して何したいんだか
/⌒ \
//⌒゙⌒\ )
|/ (・) (・)ヽ)
| (_人_) |
タイトルの友愛の文字見ただけで「そうだよ」と答える俺がいる。