コピペ運動会

かなり前の自分のレスを目にして刺激を受けたのか、久々に世紀末の夢を見た。

どこだか分からない部屋のソファに座ってたら、ヘルメット装着済みの
三男ジャギ登場。隣に乱暴に腰を降ろして、苛々した様子で貧乏揺すりを始めた。

何か不機嫌そうだから刺激しないようにと、
ちょっとずつちょっとずつソファの端へとにじり寄ってたら、

「逃げんな」

ってドスのきいた声と同時に一気に引きずり戻されて
地道に積み重ねた移動距離を無にされてた。

ついでとばかりに足の間に配置されて後ろから覆い被さられたけど、
筋肉は固いし重いし力が強いから苦しいし、
服のトゲトゲが微妙に刺さって痛いしで色々つらかった。

文句を言うべきか離してくれと頼むべきか迷ってたら、
優秀な兄弟に挟まれることの苦労やら、修羅の国編で完全に存在をスルーされた悲哀やら、
弟への嫉妬心やらを訴え始め、ついには嗚咽が混じり始めてしまったので、必死に宥めてた。

そのへんの記憶が定かじゃないけど、

『ケンシロウは強いし男前だし美人の彼女も作るしで恵まれてるが、
　その分、彼女が攫われたり友人知人が殺されたりで不幸もいっぱい、±０。
　ジャギは一般人より断然強いんだから、あんまり悪いことはせずに、顔を
　見ても平気な肝の据わったお嫁さんもらって、部下と一緒に町でも作って
　暮らせば幸せになれる。弟のことは忘れろ』

とかなんとかそんな感じのことを喋ってたと思う。

最終的に、分かった、とジャギは頷いてくれたが、その後、

「嫁は攫っていいのか」

と真顔で訊かれたので、彼は分かってるようで分かってなかったと思う。

寝る前はシャチを待って泣く赤鯱を慰める妄想をしてたのに
どこをどう間違えたのか分からない。