おじさん転がしが得意な美人派遣社員
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:cx68x0p4
コピペ投稿日時:2013/02/15 10:46
コピペ投稿日時:2013/02/15 10:46
その派遣社員はおじさん転がしが得意です。
私としては、彼女の能力が足りないから変えてもらいたいくらいに思っているのですが、私の上司のユニット長がそれを許しません。
彼女は可愛いし、頑張ってるじゃないか、とそういうわけです。
いや、無能ですよ、というと、まあそんな固いことは言わなくていいんじゃないか、ってなことを言います。
私の同僚に聞いてみても、若い人たちは「あれ、バカですよね、ユニット長がかばってるんだ、常島さんも大変ですね」といいますが、
40代後半のおっさんどもは、「可愛くって頑張ってるじゃないか、悪く言っちゃいけないよ」ってなことで、擁護に回ります。
彼女も、容姿をてこにしておじさんに取り入るすべはそれなりに上手で、今日配ってたチョコレートもそういえばなかなかあからさまでした。
なんせ人生の最大の目標が条件の良い男に取り入るってことだから、それくらいはできないと本当のバカなわけですが、
どうも彼女を評価する側にも落差があります。
ほぼ直観的に、ということなのですが、就職氷河期以前の人たち、特にバブル前に入社した人たちはどちらかというと擁護にまわり、
それ以降の人たちはけなしているように見えます。
そのような視点で見たときに、バブル以前から就職氷河期にかけて、女性社員の位置づけが大きく変わったことは、
一つ背景として言えるかもしれません。「勤労婦人福祉法」が改正されて「男女雇用機会均等法」になったのが昭和61年。
これにより、大卒=男子、高卒=女子というような採用スキームにより基幹労働力を男子に限ることができなくなりました。
女性にも、総合職枠で採用され、会社の基幹的な社員として働く道がはっきりと開かれました。
そして、就職氷河期を経て、単純作業に従事するいわゆる一般職(ほとんどが女性です)の採用を多くの企業が強力に抑制し
派遣社員に置き換えることになりました。結果として、女性に仕事遂行能力を求める方向がその10年間で一気に進みました。
別の言葉で言えば、男女雇用機会均等法以前、あるいはそのあともしばらくは、女性は補助労働力であり、一部の大企業においては、
大卒男子のお嫁さん候補として採用する雰囲気すらありました。
可愛くって気立てが良くて素行に問題がなければそれでよし。
当時の会社が、そしてその社員たちが女性社員に求めるのは、そんなことばかりでした。
仕事?できなくっていいんだってば。そんなことより可愛くって旦那を大事にしてくれるお嫁さんになれるのが一番。
だって、結婚したら、会社辞めるんでしょ?
ところが、就職氷河期以降はそうではありません。
女性の大学進学比率が大きく向上し、同時に、総合職スキームを中心に正社員を採用する中で、女性社員に求めるものは、
単に可愛い「職場の花」から、戦力としての仕事遂行能力に大きく変わっていきました。
例の派遣社員は、そんな中で、女の子は勉強なんてしなくていい、と主張するタイプの人です。
女の子は勉強なんてしなくていい、仕事なんてしたくない。可愛くって、おじさんに取り入って、そこにきっと安泰な生活が待っている。
そういう人生を志向しているように見えます。
でも、そういう人生は、「うちの若い女の子」が「職場の花」だった時代にはもっとも適合できたかもしれないけれど、
今の会社には、必ずしも求められていないのです。そして、おそらく、今の男性にも。
と書くと、昔の男性はバカでかわいい女の子を求めていたように見えますが、実はそこには罠があります。
件の派遣社員を可愛がるユニット長、私の上司ですが、奥さんはトップレベル私大の同窓生だそうです。
で、お子さんは男女とも、都内の国立大学法学部に進学してもちろん仕事ばりっばりの職業人生を歩んでいます。
私の上司は、会社ではバカでかわいい職場の花を愛でつつ、自分の死活的な利害がかかわる「家族」については、
配偶者であっても娘であっても、バカでかわいい人生を歩ませてはいないのです。
つまり、「うちの若い女の子」が「職場の花」で、可愛ければなんでもいいなんてのは、真に受ける方が実は思慮が足りないのです。
従来スキームの、バカでかわいいが許された時代でも、自分のことになればバカでかわいい女は許さない人というのがいて、
そういうのが従来スキームの美味しいところをつまみ食いしつつ、ちゃんと次の時代に十分対応できる準備をしていたわけです。
従来スキームを真に受けて可愛くって気立てが良いだけの女の子と結婚したおっさんは、きっと子供もちょっと足りないのでしょう。
そしておっさんのちやほやを真に受けて、可愛くっておっさんに取り入るのだけを取り柄にした私の職場の派遣社員は、いまだに独身です。
彼女は、前の時代に過剰適応したばっかりに、今の時代に追いつけなかったのです。
ここまで読んで、「派遣アラサーバカ過ぎわろた」という結論を導くのは簡単なのですが、実は話はそこでは終わりません。
今のスキームに過剰適応しているという意味では、今の就職活動の若者だって五十歩百歩です。
リクナビなどを通じて大量応募厳正選考、就職戦線を勝ち抜いて人生安泰を保障してくれそうな大企業に内定もらって
そこで燃え尽きている人、就職戦線勝ち抜くのに最適化され過ぎて会社に入ってみて適合できない人、結構いると思いますが、
そういう「うちの若い子」って、ひょっとしたら自分が、上記の「バカ過ぎわろた」の派遣社員と同じ間違いを犯していないかどうか
しっかり考えた方が良いと思うのです。
人生安泰を得るために、バカでかわいいに自分を仕立てあげてしまった派遣社員。
そして、就職難の中で人生安泰を得るために就活戦士と化してしまった新卒。
しかし、女性労働力に求めるものが10年でガラッと変わってしまったように、就活戦士に求めるものが、
いつのまにかガラッと変わってしまう、というような変化がいま進んでいないと誰が言えるでしょうか?
そしてきっと、私の上司のように、先が見える人は、その変化に今から十分備えています。
おいて行かれないように、いま自分は何をすべきなのでしょうか?
私としては、彼女の能力が足りないから変えてもらいたいくらいに思っているのですが、私の上司のユニット長がそれを許しません。
彼女は可愛いし、頑張ってるじゃないか、とそういうわけです。
いや、無能ですよ、というと、まあそんな固いことは言わなくていいんじゃないか、ってなことを言います。
私の同僚に聞いてみても、若い人たちは「あれ、バカですよね、ユニット長がかばってるんだ、常島さんも大変ですね」といいますが、
40代後半のおっさんどもは、「可愛くって頑張ってるじゃないか、悪く言っちゃいけないよ」ってなことで、擁護に回ります。
彼女も、容姿をてこにしておじさんに取り入るすべはそれなりに上手で、今日配ってたチョコレートもそういえばなかなかあからさまでした。
なんせ人生の最大の目標が条件の良い男に取り入るってことだから、それくらいはできないと本当のバカなわけですが、
どうも彼女を評価する側にも落差があります。
ほぼ直観的に、ということなのですが、就職氷河期以前の人たち、特にバブル前に入社した人たちはどちらかというと擁護にまわり、
それ以降の人たちはけなしているように見えます。
そのような視点で見たときに、バブル以前から就職氷河期にかけて、女性社員の位置づけが大きく変わったことは、
一つ背景として言えるかもしれません。「勤労婦人福祉法」が改正されて「男女雇用機会均等法」になったのが昭和61年。
これにより、大卒=男子、高卒=女子というような採用スキームにより基幹労働力を男子に限ることができなくなりました。
女性にも、総合職枠で採用され、会社の基幹的な社員として働く道がはっきりと開かれました。
そして、就職氷河期を経て、単純作業に従事するいわゆる一般職(ほとんどが女性です)の採用を多くの企業が強力に抑制し
派遣社員に置き換えることになりました。結果として、女性に仕事遂行能力を求める方向がその10年間で一気に進みました。
別の言葉で言えば、男女雇用機会均等法以前、あるいはそのあともしばらくは、女性は補助労働力であり、一部の大企業においては、
大卒男子のお嫁さん候補として採用する雰囲気すらありました。
可愛くって気立てが良くて素行に問題がなければそれでよし。
当時の会社が、そしてその社員たちが女性社員に求めるのは、そんなことばかりでした。
仕事?できなくっていいんだってば。そんなことより可愛くって旦那を大事にしてくれるお嫁さんになれるのが一番。
だって、結婚したら、会社辞めるんでしょ?
ところが、就職氷河期以降はそうではありません。
女性の大学進学比率が大きく向上し、同時に、総合職スキームを中心に正社員を採用する中で、女性社員に求めるものは、
単に可愛い「職場の花」から、戦力としての仕事遂行能力に大きく変わっていきました。
例の派遣社員は、そんな中で、女の子は勉強なんてしなくていい、と主張するタイプの人です。
女の子は勉強なんてしなくていい、仕事なんてしたくない。可愛くって、おじさんに取り入って、そこにきっと安泰な生活が待っている。
そういう人生を志向しているように見えます。
でも、そういう人生は、「うちの若い女の子」が「職場の花」だった時代にはもっとも適合できたかもしれないけれど、
今の会社には、必ずしも求められていないのです。そして、おそらく、今の男性にも。
と書くと、昔の男性はバカでかわいい女の子を求めていたように見えますが、実はそこには罠があります。
件の派遣社員を可愛がるユニット長、私の上司ですが、奥さんはトップレベル私大の同窓生だそうです。
で、お子さんは男女とも、都内の国立大学法学部に進学してもちろん仕事ばりっばりの職業人生を歩んでいます。
私の上司は、会社ではバカでかわいい職場の花を愛でつつ、自分の死活的な利害がかかわる「家族」については、
配偶者であっても娘であっても、バカでかわいい人生を歩ませてはいないのです。
つまり、「うちの若い女の子」が「職場の花」で、可愛ければなんでもいいなんてのは、真に受ける方が実は思慮が足りないのです。
従来スキームの、バカでかわいいが許された時代でも、自分のことになればバカでかわいい女は許さない人というのがいて、
そういうのが従来スキームの美味しいところをつまみ食いしつつ、ちゃんと次の時代に十分対応できる準備をしていたわけです。
従来スキームを真に受けて可愛くって気立てが良いだけの女の子と結婚したおっさんは、きっと子供もちょっと足りないのでしょう。
そしておっさんのちやほやを真に受けて、可愛くっておっさんに取り入るのだけを取り柄にした私の職場の派遣社員は、いまだに独身です。
彼女は、前の時代に過剰適応したばっかりに、今の時代に追いつけなかったのです。
ここまで読んで、「派遣アラサーバカ過ぎわろた」という結論を導くのは簡単なのですが、実は話はそこでは終わりません。
今のスキームに過剰適応しているという意味では、今の就職活動の若者だって五十歩百歩です。
リクナビなどを通じて大量応募厳正選考、就職戦線を勝ち抜いて人生安泰を保障してくれそうな大企業に内定もらって
そこで燃え尽きている人、就職戦線勝ち抜くのに最適化され過ぎて会社に入ってみて適合できない人、結構いると思いますが、
そういう「うちの若い子」って、ひょっとしたら自分が、上記の「バカ過ぎわろた」の派遣社員と同じ間違いを犯していないかどうか
しっかり考えた方が良いと思うのです。
人生安泰を得るために、バカでかわいいに自分を仕立てあげてしまった派遣社員。
そして、就職難の中で人生安泰を得るために就活戦士と化してしまった新卒。
しかし、女性労働力に求めるものが10年でガラッと変わってしまったように、就活戦士に求めるものが、
いつのまにかガラッと変わってしまう、というような変化がいま進んでいないと誰が言えるでしょうか?
そしてきっと、私の上司のように、先が見える人は、その変化に今から十分備えています。
おいて行かれないように、いま自分は何をすべきなのでしょうか?
コメント一覧
ブスは悪
長文が読めないならコメントしなければいいのに
※3の言うとおりだぞ。ちゃんとおっぱいについても考慮しなさいよ。
じゃあ女だけ別枠にしないでちゃんと男とちゃんぽんで考慮させろや
見込みあるなら男とか女とか無関係だろ
わざわざ別枠を設けるなんて女性差別じゃん
そうやって保護しないと採用もされないって暗にバカにしてるんだから
可愛い女は努力してるから可愛いのだということに気付かない
男女雇用機会均等法のことちゃんと知ってる?
別枠を設けることを要求しているのではなくて,
性別のみによる不当な差別をしてはならないと規定している.
つまり「わざわざ別枠を設ける」というのは男女雇用機会均等法も反する謎の発想.
法律の条文も読まずに印象だけで批判するのはいけないよ.
社会人だったら法律くらい読みこなせるようになろうね.
男女雇用機会均等法 - 条文
http://www.joubun.com/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E6%B3%95/%E7%94%B7%E5%A5%B3%E9%9B%87%E7%94%A8%E6%A9%9F%E4%BC%9A%E5%9D%87%E7%AD%89%E6%B3%95
書いたの男だけどね
違う。努力の方向を間違えてるって話だろ。
男に取り入る努力をするより、仕事をこなす能力を身につける努力をする方が、今の時代には求められているのでは?ってな。
無駄な部分が多すぎる。