1 :☆ばぐ太☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ば ぐ 太☆ Mkつーφ ★:2013/03/08(金) 14:13:05.81 ID:???0
★<サンデー時評>居所不明の小中学生千人と「親」 ◇岩見隆夫(毎日新聞客員編集委員) ・居所不明の小中学生が全国に千人近くもいる。文科省の調査でわかったそうだ。驚きである。
大阪の女児不明事件は、出生直後に死んでいるのに(殺したらしいが)両親が児童手当を不正受給していたことがわかり
詐欺容疑で逮捕されたという。居所不明の千人がどこで何をしているか不安が先に立つが、大阪のような恐ろしいケースが
ほかにないことを祈るばかりだ。
やはり親子関係がおかしい。親の子殺し、子の親殺しは論外だが、しかし、その背景にはうっすらとした親子不信が
広がっているようにも思える。深刻なテーマだが、どうしたらいいのか。
先日、高齢者中心のある集まりがあって、一人が以前に聞いた話として次のような親子物語をしてくれた--。
その男は妻を早く亡くし、幼い娘と二人暮らしだった。娘が十二歳の時、体調が悪くなる。医者に薬をもらいにいって
帰ってきたが、折り返し医者から、「残念ながらお嬢さんはあと一年の寿命…」と電話があった。男は途方にくれる。
思いあまって、近所の人が信仰している五感観音に出かけた。五感は目、耳、鼻、舌、身(触覚)のことで、それらを
守る観音さまだ。男は祈った。「私の五感の一つをご供養に捧げますから、娘の寿命を十年延ばしていただきたい」
「五感一つでかなえられるのは五年じゃ、十年が望みなら、二つ捧げるのじゃ」と観音さまはおっしゃる。
それでは、と男は視覚と聴覚を捧げますと誓った。一気に目と耳を失ったのだ。
娘が二十一歳になった時、恋人ができ結婚した。しかし、命はあと一年。男は再び五感観音にまいって、
「もう十年」とお願いし、こんどは嗅覚と味覚を差し出した。娘は幸せに暮らし、子供にも恵まれた。そのうちに
いい薬が発見され、娘の病気が治る。
男は娘夫婦と孫の四人で抱き合い、喜び合った。娘たちの涙が男の手のひらにポタポタと落ち、すでに四つの
感覚を失っている男だったが、確実に涙を感じ取ることができた。
「ああ、最後に触覚を残しておいてよかったなあ」と男は心からつぶやいたのだった--。(>>2-10につづく)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130306-00000000-sundaym-pol&p=1
2 :☆ばぐ太☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ば ぐ 太☆ Mkつーφ ★:2013/03/08(金) 14:13:19.07 ID:???0
(>>1のつづき) 集まりに参加していた全員がシーンとなった。
「私は最後に視覚を残したい。孫の顔も見えるし、涙だって見える」
五感のうちどれが失われてもつらいことだが、確かに盲目ほど残酷なことはない、と目明きは単純に思う。
そのうちに、別の一人が〈岸壁の母〉の話をした。敗戦後しばらく、外地から帰還する復員兵の息子や夫を待って
母や妻が毎日、帰還港の岸壁に立ちつくす。〈岸壁の母〉という歌まで作られヒットした。その話というのは--。
一人の母親がある日、下船してくる復員兵たちのなかに、ついにわが息子の姿を発見した。ところが、悲しいことに、
息子は失明しているだけでなく聴力も失っていた。駆け寄って、腕をとり、「おお、おまえ」と何度呼びかけても通じない。
母親はとっさに何をしたか。立ったまま乳房を出し、息子の口に押し当てて吸わせたのである。二人は初めて
抱き合い、息子の生還と再会を喜んだのだった-。
「赤ん坊の時に吸った感触を覚えていたということですかね」
「そうじゃないんですよ。公衆の面前でそんなことができる女性は世に母親しかいない。息子もすぐにわかったんじゃないですか」
と話題提供者が答え、質問者は愚問を恥じた。
さて、居所不明の小中学生約千人の話に戻ると、二つの物語に登場するような父親、母親がいたころ、居所不明
事件など起こるはずがなかった。親子が深い情愛で固く結ばれていたからだ。いまは情愛が浅く、薄くなったと簡単に
言い切ってはいけないと思いつつも、やはり親子関係は次第に疎遠に流れているように見えて仕方ない。
例が適当でないかもしれないが、以前から気になっていた。観光地をのぞいても、食べもの屋に入っても、
列車に乗っても、とにかく女性グループが目立つ。女性同士で楽しむ情景を見るたびに、「子供はどうしているのかな」と
思ってしまう。私が小中学生のころ、帰宅すれば必ず母親がいた。どの家庭でもそうだった。いま母親がいないことに
子供のほうも慣れ、一人部屋でゲーム機を相手に満足している。母子の会話量も、母親が叱る回数も格段に
減っているのではなかろうか。これは恐ろしい変化だと思ったほうがいい。
<今週のひと言>おごるなよ、自民党。 (以上)
3 :名無しさん@13周年:2013/03/08(金) 14:13:55.69 ID:cI7GgkUn0
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/ ⌒ ⌒ \ 何言ってんだこいつ
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コメント一覧
毎日毎日女友達と遊び歩いてるわけじゃなくね?家開けてるのとは関係なくね?
昔の母親は友達いなかったの?友達がいない母親は旦那と子どもを大切にする良い母親ってか
んなわけない
昔っていっても、昭和でも全然あったことだぞ
モラルや法律が出来たから、公然とやられなくなり、今の方が件数も随分減った印象だが違うのか
だよな
読んだけど友達のいない母親=良い母親じゃないわな俺も気になったわ
そういえば自らの国家や民族に固執する右翼的な若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが
最近はいないね
話をされてもなぁ……寓話としてはいいけど、教訓としては
ほんと「何言ってんの?」って感じ。
(たとえばコラムの後に「今週のラッキーアイテム:長芋」みたいのがついてると思えばいい)
それでも何かしらの安物をさんざんプレゼントした挙句に高級キッチンツールを売る悪徳商法みたいな
胡散臭さを感じるわ
大きくなったら家にはほとんど居ないし、その間もじっと家で待ってろってか?
本当に何いってんだこいつ
その前はどうでもいいんだよ
人間関係について、良い面も悪い面も、この成長段階に合わせて見せることで得るものが大きいと思う。テレビや映画や本で得られるものより、周囲の人間の実体験によるものの方が、リアリティがある。