最後まで残った者、逃げた者
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:+Sf1ZpS8
コピペ投稿日時:2013/03/31 00:40
コピペ投稿日時:2013/03/31 00:40
321 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2013/02/28(木) 22:35:09.51 0
中国南北朝、陳の後主。隋軍が帝都建康に攻め込んできた時、
後主がふと玉座の周囲を見回すと、皇帝を最後まで守ろうとする忠臣たちがいた。
その顔ぶれを見ると、遊興三昧だった自分に口うるさく諫言を重ねてきた人たちばかりであった。
日頃遊興のお伴をして心地よい言葉を連ねていた側近たちは
皆逃げ失せて影も形も無かったという。
322 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2013/03/01(金) 15:08:58.53 0
>>321その話はどうやって後世(現在)に伝わったのか、その伝播ルートが気になる。
323 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2013/03/01(金) 16:08:14.14 O
そのボンクラ帝戦後も生き残って天寿全うしたから。324 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2013/03/01(金) 19:36:47.66 0
>>323なるほど。討ち死になさったわけではないのか。
325 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:2013/03/01(金) 23:09:24.11 0
討ち死にどころか、宮中の井戸の底に隠れていた所を敵軍に発見されて捕虜になってる>陳の後主
後主がそれまで散々冷遇していた真の忠臣たちは
「せめてこうなったら玉座に端然と座して敵軍を引見し
天子の威厳を示されませ」と進言したんだけど
それを退けて命惜しさに井戸の底に逃げこんだ。
でも一族ともに助命されて天寿を全うしたのだから、まだ幸運だね。
但し、一緒に井戸に隠れた美貌で知られる側室の一人が、
後の煬帝が自分の妾にしようとしたんだが
「この女に惑わされて陳国は亡んだのです」ということで処刑されている。
コメント一覧
評判が気にならなきゃ幸せだよな
前王朝のトップが現王朝の下につく姿勢を見せれば、その配下はよほどの意志と事情が無い限り、前王朝の再興を画策しない。
また、再興を画策したらしたで、結局御輿として担ぎ易いのは前王朝のトップであるため、その動きを見張り易い。
前王朝の再興をトップ抜きでもやってやろうとするのはごく僅かだし、それだと大義名分も薄れるから人が集まらない。つまり、一部の人間以外に対しての人質にもなる。
なにより、ボンクラーズはボンクラだから、ちょっと良い思いをさせてやり続ければ素直に現王朝に従ってしまうのでコントロールし易い。
さらに、ある程度生かしておいて、国内の乱れが治まったあとは、殺しても現王朝のダメージになりにくい。
って、昔なんかで読んだ。
こいつのわがまま贅沢放題で国が滅んだんだから。