944 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/07/03(金) 23:50:23 ID:PdHsyG79
大久保彦左衞門は戦国の男であるがために、新しい時代に馴染めなかった。そんな彼にある者が忠告した。
「大久保殿、もう槍を振り回す時代は終わったんだよ。これからは筆の時代さ。
老中の連中はあなたよりも若い奴ばかりだが、挨拶や付け届けをするべきだよ。」
「なんと、今はあのガキどもにおべっかを使わないと出世できんのかね?」
「嫌な話だがね。みんな我慢しながらへーこらしてるんだよ。」
「お前もおべんちゃらで出世したのかね?」
「全部じゃないがね。半分はおべっかさ。」
「ふむ、ではわしも早速おべっかしてこようかの。」
そして老中宅の門前にやってきた彦左衞門は、
「やあ、○○殿!実は○○に、出世するためにはあんたらに心にもない
お世辞を言わないといかん、と教えられてな!そういうわけで、これっぽっちも
思っちゃいないお世辞を言いに来たのだよ!出世の件、よろしく頼むよ!」
と大声で怒鳴ったのだった。しかも彦左衞門はご丁寧にも、老中全部の家で
これをやったのだから、忠告した男はご愁傷様である。
コメント一覧
はやいとこ自分の自由効くようにしちゃいなよと
つか、早く自分がどうしたいか気づいた奴が人生勝ってる印象…ソースは30〜50代くらいの趣味友&仕事関係者。
どうも後者っぽい
よく読むと自分のおべっかなのに自分の名前出さす忠告した男の名前は出してる
しかも門前だから顔見せてすらいない
超頑固じじいなのに、なぜか憎めないじいさんのイメージある人。
このエピソードはそういう小賢しい真似をするやつが出世し、出世出来てることを怒って、大久保(超頑固)が老中とおべっかを進めた人を大声で皮肉ってるんだと思われ…
※確か徳川家康にも切腹覚悟で自分の意思を通した人らしい。
口が悪いし皮肉屋だけど、まがったことが嫌いな頑固じいさんを思い浮かべれば分かりやすい。
俯くー日はー 見つめあーあーってー
同時期の老中の名前なんて何人知ってる?
ヾヽ(((三三ノム≦、
`彡三=、ハ三三三ニミミ
彡彡ノ ̄`ー-" ̄ヾミミ
彳ノ彳  ̄ ̄ ̄ ヽミミ
イ川丿 ⌒ヽ ノ⌒ Vミミ
ヽリ| ィ立 ii 立ヽ|リシ
(6| || |丿
Yi `‥′ |"
从 _ニ_ リ
|ヽ `ー′ /
/ヽ \ /∧
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| /~\ rく /
視聴率も上がると思うんだ。
※19君は本当に空気が読めないバカだなー
せめて文章からは読み取れるようにしようね?
(´;ω;`)