コピペ運動会

>>35
９０年代末、カンボジア国鉄がプノンペン⇔タケオ間７０ｋｍの区間で、
フランスのインドシナ統治時代に持ち込まれた２３１型蒸気機関車の復活運転を行ったときの話。

外国人鉄ちゃん向けの外貨稼ぎチャーター列車だったため、安全対策として、
撮り鉄のために沿線の地雷を撤去、護衛の武装兵士が同乗し、
機関車の窓にも最小限の開口部を残して防弾鉄板が張られ、万全を期したはずが、

「フォトラン」撮影に適したところで撮り鉄乗客をいったん降ろし、列車をバックさせて、
走ってくるところを撮らせてまた乗せる、海外のイベント列車ではよくあるサービスをやったところ、
他の参加者とは違ったアングルで撮りたい一念の撮り鉄が、
沿線の、地雷撤去が済んでいないエリアにまで無防備に踏み込み、カメラを据えたのでひと騒ぎに。

なお、戦場鉄ちゃんでいえば、ＮＡＴＯ空爆下のボスニア・ヘルツェゴビナに、
ナチスドイツ戦時型蒸気機関車の生き残り、０５２型を撮りに行った猛者もおり、
鉄道雑誌にそのレポートが掲載されたこともあるのだが、
さすがに「絶対に安易に真似をするな」と、編集部がコメントをつけている。