622 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/12/24(水) 22:52:03 ID:rctsiAAE
細川忠興の空気読んでいるような読んでない話(細川史を忠興の立場で解説)小牧長久手の後始末として十万の兵を動員して佐々討伐に遠征した秀吉
頭を丸め薄着で降伏した佐々内蔵助でしたが秀吉軍の諸将からは暖かく迎えられた
沙汰を受け本陣から出てきた佐々を待ち忠興氏郷信雄等が楽しく雑談していた所そこに秀吉が入ってきた
忠興等一同は秀吉の自慢話を聞くのが大嫌いだった
秀吉「内蔵助は確かに強い、戦にならずその方たちも命を繋いだの」
氏郷「まことに」
秀吉「誰のおかげで合戦にならずに済んだと思う?」
忠興「信雄様ですな」
秀吉「お前達が尊敬する内蔵助もこの太閤秀吉が相手では降伏するしかないの」
忠興「・・・・」
秀吉「余の前にもうさしたる敵はいないわ」
秀吉の自画自賛が続く(忠興等はもう話を続けたくなかった)
忠興「内蔵助殿が寒がっておられます」
秀吉「越中は冷えるの、だが他にわしを震えさせる者はおるか?」
氏郷「殿下、ここで長話しは内蔵助殿の体が冷えてしまいまする」
秀吉「そうか、ならば内蔵助にわしの羽織をやろう、これは暖かいぞ」
忠興「そう言う意味では・・・」
秀吉「では内蔵助は今後大阪に居を構え余の側衆として出仕せよ、向こうはここまで冷えぬ」
忠興「いや、そうではなく・・・」
秀吉「引越しに掛かる費用の事を言っているのか、引越し代として所領とは別に一万石やろう。成政よそれでよいか?」
成政「御意に」
忠興「殿下!某の身体も冷えてきたでござる。引越し代を」
秀吉「・・・」
その後も秀吉との噛み合わない話は続いたとさ
コメント一覧
初めてこのCPP見てGJと思ったわ
歌仙(雅じゃない)
一期一振(自分ではよくわからんのです…今自分の主人が何を話しているのか)