829 名前:sage[] 投稿日:2013/06/01(土) 00:49:44.73 ID:Q6O/T/2p [1/3]
私が2歳の時の修羅場家の縁側で祖母がアイロンがけをしており、
私は中の部屋で昼寝をしていたらしい
そこに宅配便のお兄さんがやってきて、夏の暑い日だったので、祖母は冷たい麦茶をふるまった
田舎だし、そのお兄さんもご近所さんだし、よくある話だったんだけど、
祖母が麦茶を出して世間話をしていたところ、
「ふんぎゃぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁあぁ!!!!」
と、100m先の畑で野良仕事をしていたおじさんも駆けつける様なものすごい悲鳴を私があげ、
けたたましく泣き出した
祖母もお兄さんもびっくりして急いで私を見たところ、なんとアイロン台の下に祖母が隠したつもりだったアイロンを
寝ていたはずの私がつかみ、自分の左手にアイロンをかけていた
830 名前:sage[] 投稿日:2013/06/01(土) 00:50:52.04 ID:Q6O/T/2p [2/3]
動揺する祖母をよそに、お兄さんが急いで私を担ぎあげ、台所まで連れて行って水道の水で左手を冷やしながら、
「救急車!ばあちゃん救急車呼んで!!!」と叫ぶものの、祖母はパニックで何もできない
そんな修羅場な中、またしても「きゃああああああ!」と悲鳴が
風呂でシャワーを浴びていた母が、我が子の悲鳴を聞きつけパンツ一丁で台所に参上
お兄さんは大分びっくりしたらしいけど、何より先に「き、救急車!」と叫んだ
すると母は急に冷静になってパンツ一丁のまま救急車に連絡し、
パンツ一丁のままお兄さんに
「すいません、変わりますので救急車の誘導お願いします」と言い、
パンツ一丁のままで私を抱きかかえたらしい
その後救急車で運ばれ治療され、家ではしばらくアイロンを使用できなくなったらしい
私が小学生の頃には普通に母も祖母もアイロンがけしていたし、
中学生くらいになって初めてこのことを聞いて知りましたが、
そんなことがあったとは信じられないくらい火傷の跡も何も残っていません
宅配便のお兄さんは今も近所に住んでいて、話を聞いたところ、
「もちろん、君がアイロンを手にかけているところを見た時も肝がつぶれそうだったけど、
あの日一番ひやひやしたのは、救急車を誘導して帰った時に
まだお母さんがパンツ一丁だったらどうしよう、と考えた時かもしれん」と言っていました
母は、途中で祖母と交代してばっちり服を着ていたので心底安心したのをよく覚えているらしいです
あの日一番の修羅場は宅配便のお兄さんの心の中だったと思う
コメント一覧
便所に落ちたのとか机に顎打って歯が舌に貫通しちゃったのとか
ストーブに座ってお尻を大火傷したのとか後で聞かされて
俺は大事にされて育てられたんだなあと思ったりしたよ
膝の上に薄い板を重ねて釘を打とうとハンマーで思いきり(ry
生きて、学校行って、今があるっていうのは、
赤ん坊の頃愛情を注いで面倒見てくれた人が間違いなくいるという証。
愛されたことがないと嘆く人にも、そういう恩人が必ずいたんだよ。
今生きてるすべての人、生きているだけでも愛情の塊だよ!体大切に!!
「にーやんが突き落としたのー」
とか言ってたらしいが全く記憶にございません
まだ保育園に入る前、炊飯器持ち上げて中の熱湯がかかって親が大慌てで救急車呼んだ事があったらしい。
でも、そんな話されても今はそんな跡なんてないしなぁ。
皮膚の再生能力って凄い。
イイとホンワカとガクブルに1つずつって感じかな