コピペ運動会

今もまだ元気なうちの猫の話。長文注意。
現在、私のアパートがボロすぎていつか来る地震で崩れそうなので
泣く泣く飛行機の距離の実家に預けている。
実家は一戸建てで広いし遊び相手のねこもいるので気に入っているらしく
父にも懐いていて、あまり帰りたそうな感じではない。
私が帰郷するとゴロゴロ言いながら手に頭を擦りつけたりはするけれど
寝る時は父のベッドで、という位馴染んでいる。
（ただし私が寝ていると思っている時には傍に寄ってきてじゃれかかりまくっているツンデレ）
当時両親は離婚済み、父が住む実家には私と母が１０代の頃に貰ってきた16歳の白猫と兄が拾った茶虎、
私の猫の三匹がいた。ここまでが前提。

ごめん番号忘れた。
ある晩私がアパートで激しい金縛りにあい、全く解けずに苦しんでいたら、
不意に馴染のある感覚が体に乗ってきた。
その重みとつやつやつるつるした毛並みの感触、少し冷たい肉球の感触で
他の猫ではありえない、間違い無く私の猫だと気付いた。
一緒にいた頃良くやっていた様に右肩に足を掛け、胸に後ろ足と体を置いた状態で
ちらっとこちらを見た猫がドヤって感じに笑っていたのが目を開けてないのに見えたその途端
金縛りがするっと解けた。
そのまま気付いたらアパート近くの道路に居て、パジャマで裸足のまま誰もいない
夜の商店街を街灯の明かりに照らされながら猫を抱いて歩いてた。
猫が居る事が嬉しくて嬉しくて、言葉も出せないまま二人で暫く歩いたら
猫はふ、とどこかに消えて目を開けたらベッドの上だった。

もう会いたくて会いたくて堪らなくなってどうにか予定をこじ開けて、3週間後に実家に帰った。
片道五時間の距離を二日間だけの帰郷だったけど、私の猫は勿論実家の白猫にも茶虎にも会え、
私に会いに来た母も久々に白猫と会って撫でて抱いてお互い喜んでいた。
そして私が帰宅して一週間後、父から白猫が亡くなったと知らせがあった。
朝まで餌も食べて普通にしていたけど、仕事から帰ったら倒れていて、声を掛けたら一声鳴いてから
静かに息を引き取ったらしい。
もしあの夢で私の猫が出て来なかったら、私も母も、死の間際に白猫に逢う事は出来なかった。
気のせいかとも思ったけど私の猫が呼んだ様にしか思えなかった。

前の番号間違えた……。これで最後。
そしてそれから一年弱が経過した昨日、再び激しい金縛りにあった。
心臓の上を手の腹で凄い力でぐいぐい押されていてどうやっても解けない。
夢の中で戦っていたけど負けそうで、ダメか、と思った時、不意に頭に何かが触れた。
その感触はやっぱり覚えがあって、うちの猫が甘えモードの時に私の頭に鼻と口をくっつけて
ふんふん嗅いだり擦りつけたりする時のそれだった。
その瞬間また金縛りが解けて、猫の名を呼んだらやっぱり笑った様な気配がして、そのまま
するっと消えて行った。
一度だけならまだしも二度も助けてくれた以上夢じゃないような気がしてきた。
今回は長居せずにするっと帰って行ったから、多分何か起こるわけじゃないと思うんだけど
七月に入ったら一度帰るべきか悩んでいる。


>>105
>私と母が10代の頃

不思議すぎますね！


>>108
帰ったほうがいいと思う！

なにか伝えたくて助けてくれたんだと思うし。


>>108
もし何もなくても　愛猫とのもふもふ…プライスレス


後悔しない選択をすればいいさー


>>109
間違えたわwwww
私が10代の時に母と貰ってきた、だった。

とりあえず帰れる日を捻じ込んでみる。後押しありがとうございました。