645 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/11/20(木) 20:46:08 ID:uUJ+sXDV
加藤嘉明の家臣に、河村権七という者がいた。彼は関ヶ原でも大功をたてた者であったが、生来頑固であり、あるとき、嘉明と行き違いで口論となり、
腹立ちのあまり加藤家を出奔することにした。
が、出奔した後「あいつは他の家に、今より良い条件で仕えるために出奔したのだ。不忠者だ」などと
言われるのも片腹痛い。そこで、書置きを残した。
「この度お暇を頂くのは、他家に仕えるためではない。例え放浪の身になっても、加藤家以外に
仕える事はない。今後加藤家に大事があったときには、何処にいようと掛けつける。」
そうして、出て行った。これを知った嘉明は渋い顔をしたが、そのままほうって置いた。
14年の時が過ぎ、大阪の陣となる。
この時、豊臣恩顧の大名の多くは、江戸に留守居として抑留された。無論嘉明もそうなった。
そしてこんな噂が流れた。江戸に抑留された大名達は皆、改易されるのではないか?
そんな嘉明の江戸屋敷に、汚い身なりをした修験者が現れた。「どうか殿にお目通りを」
河村権七であった。
嘉明は驚き、対面した。「加藤家改易の噂を聞き、いても立ってもいられず参上いたしました。」
「…よく来た。書置きのとおりにいたしたな。」
嘉明はそれを喜び、河村を、元のように八百石で召抱える、戻って来い。と言った。
最初権七は恐縮したが、ついにこれに応じた。
「よし…。ではこちらに来い。」
嘉明は権七を、屋敷の一室に連れ出した。その部屋には、紫の布に覆われた、山のようなものがあった。
これはなんだろうと、権七が不思議な顔をしていると、嘉明は家臣に命じその布を取らせた。
その下には、莫大な金銀があった。
「権七、お前の俸禄じゃ。」
権七は混乱した。たった今八百石で仕えるとは言ったが、それが何故このような大金になるのか。
すると、その布を取った家臣が言った。
「これは河村殿が、『見聞の旅』に出ている間の俸禄を、殿の仰せで積み立てておいたものです。
14年分で一万一千二百石。どうぞお納めなされ。」
「お前は14年前、言ったな」唖然とする権七に、嘉明は語りかけた
「他家には仕えぬ。わしの一大事には駆けつける。お前の忠心を思えば、わしにはおぬしの俸禄を、
横領することなど出来なかった。そして今、その通りにしてくれた。
権七、またこの嘉明に、力を貸してくれ。」
権七はただただ、感涙にむせんでいた。
大阪の陣の後、会津四十万石に加増された加藤家において、河村権七は良く、嘉明を支えたという。
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国内をよく治め、万民を撫育する才能では、私は蕭何には及ばない。
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しかし、私には彼らを超えた才能がある。
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ブラック企業の社長はこういった話を千回復唱した方が良い、ありがとう名刺配る前に
おまえらの喜ぶ顔見たさに欲しいもんも買わずにせっせとな
公務員は全体の奉仕者だからだと思います
夏アニメ「サーバントxサービス」でも見ておっぱい、もとい地方公務員の素晴らしさを知るといい
上司「じゃこれ休んでた分の給料ね」(満額)
武家の内部事情に詳しければ友好を築いたり、攻めるときに有利になったりするから。