なんとも言えなくなる話
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:+D06AFAN
コピペ投稿日時:2013/07/17 17:20
コピペ投稿日時:2013/07/17 17:20
236 :本当にあった怖い名無し:2013/06/08(土) 22:14:01.88 ID:rlKKfitg0
自分が住んでいる土地は代々の土地持ち農家が多いが、 その中のA家の戦後話が切ない。
戦時中、この辺でも多くの若い男が赤紙(収集令状)でとられ
A家でも長男次男のうち、長男に赤紙が来た。
当時、長男は結婚したばかりで新妻の妊娠が判ったところだったが
否応もなく出征する事に。
戦地の状況は悲惨を極め、所属先の隊は全滅の憂き目に遇い
奇跡的に九死に一生を得たものの捕虜となり
帰国が叶ったのは戦後数年を過ぎていた。
栄養不良で半死半生のボロボロの状態で、やっとの思いで家に辿り着いたら
年老いたご両親は泣いて喜んだものの、微妙な雰囲気。
聞けば、かなり早い段階で長男の「戦死」の公報が届いていて
両親はまだお腹にいる「長男の忘れ形見」の孫を手元に残すため
失意で呆然自失の長男妻に因果を含めて
そのまま次男と無理矢理に再婚させてしまっていた。
今では夫婦仲も良く、産まれた息子は次男を実の父親同様に懐いていて
下に弟と妹も産まれ、穏やかに幸せに暮らしていると聞かされて
長男は黙って、汚れた復員服のポケットから出征時に撮った
家族写真(本人、次男、妻、両親)を畳に置くと、そのまま出ていって
しまったとか。
ご両親も混乱していて引き留める事も出来ずに
結局、長男からその後に何の連絡もなくて
どこでどうしているのか、生死も判らないままだとか。
コメント一覧
でも、戦後こういうのは意外に多かったんじゃないかな
誰も悪くないだけに切ねえな…。
戦況が厳しくなってくるとそんなこと言ってる余裕なくなるから一概には言えないが
ただ結婚できる年齢の次男いるのに長男からってのはちょっと気になったな
パリテキサス見たことねーだろ
最近だと外ドラのHOMELANDとか。結婚はしてなかったけど
で、長男死亡と誤報、じゃあ次男は出兵をちょっと待ってやるか、その間に長男が帰宅。
戦争の時期にもよるけど、うちのじいちゃんは商売してて長男で後継ぎで女房子供と居たけど出兵してるよ。じいちゃんの弟たちもその時は結婚してなかったけど出兵してる。
いろんな事情がある。
うちのじいちゃんは学校の先生だったから徴兵免除だった。
みんなよくふざけれるね。
昔ではよくあることだって。
人ではなく家に嫁ぐ昔の風習だね。
しかし昔は長男が亡くなったら次男と再婚とか珍しくないし
そういう思いをした人も一人や二人じゃなかっただろうな…
そんなコメントで、ら抜き言葉とかふざけ過ぎだろ
アホ。みな責任重大、死刑だ。井原西鶴の小説ではこういう場合、帰ってきた夫は妻を刺し殺す。