352 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2013/06/28(金) 17:36:23.68 O
大航海時代のスリランカでのことある地方で裁判が行われていた
富豪の家で働いていた奴隷が盗みを働いたというのである
この奴隷、常日頃から悪事ばかり行いすこぶる評判が悪かった
それもこれもあってこの度の裁判となったのである
富豪は奴隷の評判の悪さや普段の行いをあげつらって裁判官に訴えかけるのだが証拠がない
裁判官は「全てを知る神のみぞ真実を知るだろう」と言って一旦閉廷
奴隷も特に拘束されることなく解き放たれた
その夜、富豪の家が火事で全焼してしまった
訴えられた事を腹に据えかねた奴隷が密かに放火したのだ
後日、再び裁判が開かれた時に奴隷はこう主張した
「先日富豪の家が火事にあう不幸があったがあれは全てを知る神が真実を知り得ぬ裁判官に代わって起こした罰に違いない。真実は神罰によってすでに明らかになった」
裁判官はこの主張を受け入れ奴隷は無罪放免となった
コメント一覧
神の名のもとに言い逃れる奴隷とそれを認める裁判官
どこがいい話なのか、イイ!!に入れた人に問いたい
何故奴隷が泥棒や放火をしたことになってるんだ
後になって自白でもしたのか?
精神鑑定の結果、責任能力が無く無罪。
現代日本だったらこうじゃね?
って状況を証明しても有罪になるような国だからなあ。
いまだに転び公妨とかあるし、全然進歩ないよね。
むしろ現代日本へのアンチテーゼというか揶揄だと思いますが
なお、奴隷は使用人と違って、雇われているわけではない。
現代日本は宗教倫理こそ無いが狂ったフェミニズムなどの偏った倫理観で裁判を行うからこんなアホな話も異様と手放しに批判は出来なさそう