コピペ運動会

●熊谷、四万十の記録更新に「うれしい」
不滅といわれた記録がついに破られた。12日午後1時42分、高知県四万十市の江川崎観測所で41.0度を記録。
王者熊谷が2006年8月16日に記録した40.9度が7年ぶりに更新された。
熊谷市は「あついぞ！熊谷」をキャッチフレーズに、毎年夏の暑さを前面に押し出した町おこしを展開。
この時期にはしばしばテレビにも取り上げられ、知名度も向上していただけに、この記録更新はさぞやショックかと思いきや――

「ショック？そんなことはないよ。記録は破られるためにあるというしね」と熊谷は涼しい顔。
さらに「これまで注目度が低かった四国という土地で記録が更新された。猛暑界の層が厚くなったことを示すもので、
ぼくがやってきたことが無駄ではなかったという証拠。むしろ嬉しく思うね」と笑顔を見せた。

王者の貫禄。ライバルである館林や多治見にドーピング疑惑も囁かれる中、熊谷観測所は一貫して青々とした芝生を保ってきた。
「正々堂々」がこれが熊谷がファンに支持され続ける所以でもあるのだ。
取材を終えた熊谷は去り際「そうは言ってもがっかりしたファンもいるだろうから、ぼくも少し身を入れてやらないとね」とニヤリ。
今日は34度と比較的過ごしやすい気温の中、爽やかに汗を拭ってみせた。