446 名前:なごみ[sage] 投稿日:2007/02/05(月) 21:33:05 ID:1YNTJQzF0
戦時中、ある病院に結核か何かの重い病気にかかっていた青年がいた。彼に密かに思いを寄せていた看護婦さんが、衰弱していく青年に
何か栄養のあるものを食べさせたいと思ったのだが、
物のない時代のこと、何も手に入らない。
彼女がしょんぼりとしていると、近くに住んでいた貧しい農家の青年が、
飼っていた鶏の卵を黙って差し出してくれたのだそうな。
看護婦の彼女は感激して、病気の青年に食べてもらったのだけれども、
残念ながらその青年は亡くなってしまった。
その看護婦が、私のばあちゃん。
農家の青年が、私のじいちゃんだ。
御年88歳と86歳で、二人で元気に暮らしている。
えー、なごまなかったらすまん。
コメント一覧
クソババァにクソジジィ!!
毒蝮乙
よかったね…………?
農家の青年は、うら若き彼女が想いを寄せる人を亡くした悲しみの中でその後の人生を淋しく暮らすのを見ているのが忍びなく、
自分が力になって幸せにしたいと思ったんだろうな。
じいさんだけ巧くやってるけども。