673: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/12 16:47:59 ID:xTHE8pqc
久しぶりに盆に帰省したときの話。同居してた祖父母は既に鬼籍で、毎年盆になると祭壇も作る。お供え物もいっぱいもらう。
母が買い物に行くというので、一人で留守番してたら、誰か尋ねてきたので応対すると、隣のお婆ちゃん。
今時珍しく、サザエさんのおカルさんみたいな髪型をしている人で、私が子供のときから、風貌が変わってない。
「これ、おはぎ作ったから。お祖父ちゃんお祖母ちゃんにお供えして」
と言って、おはぎをお裾分けしてくれた。昔から、羊羹とか作ってくれる人だったので、何の疑問も抱かず
「ありがとうございます」
と受け取ると、ニコニコしながら帰っていった。
帰ってきた母に伝えると、丁度うちでもお隣にお裾分けするものがあったそうで、「じゃあ、お礼言っておかないとね」
と、早速お隣さんへ出かけていった。
10分くらいして、母が帰ってきたんだけど、どうも様子がおかしい。
青ざめた顔で私に向き合い「本当に、おはぎくれたのは隣のお婆ちゃんだったんだね?」と言う。
昔から知ってるお隣さんだし、少し会わなかったくらいでは間違えようが無い。
こんな髪型で、こんな話し方(脳梗塞をしてるので、ちょっと言葉が詰まる)で、と私が説明すると、母も「そうよねぇ…」と首をひねる。
674: おさかなくわえた名無しさん 2013/09/12 16:49:41 ID:xTHE8pqc
母が言うには、隣のお嫁さんに、おはぎのお礼を言うと、お嫁さん、酷く驚いていてお婆ちゃんは今、老人ホームにいること、数年前また倒れて、自立歩行も大変なくらいなこと説明された。
また、もし誰かがお婆ちゃんを連れ出したとしても、お隣(私の家)に顔を出して、うちに顔を出さないのはおかしい、とも。
「何か、お間違えじゃないですか」とまで言われたそうだ。
結局のところ、お婆ちゃんの娘だか息子だかがお隣さん家まで車で連れてきた。
おはぎを渡そうと思ったが、不在(本当は在宅。インターフォンが上手く鳴らなかったよう)。
置いとくわけにもいかず、私の家に持ってきた、ということを後でお嫁さんから連絡受けたんだけど、
時期が時期だったし、ゾーっとした(お嫁さんもまさかと思い老人ホームに連絡して判明)
おはぎはとても美味しかったです。
683: 673 2013/09/12 17:30:00 ID:xTHE8pqc
書き漏れがあった。ごめん。お婆ちゃんの歩行困難の件は、お嫁さんはそう言ったけど
見送ったときに見たけど、「ああ、そういえば脳梗塞やったって言ってたなぁ」と思えば、違和感ないレベル。
お嫁さんが知ってた頃と比べて改善したのかも。
おはぎは…聞き忘れたけど、その息子だか娘だかのお家で作ったと思ってる。
コメント一覧
もっかい読んでみるけど、べつに怪談じゃないのね?
それにしても主語や目的語の欠けた文章だな。こいつ自身が
現役の脳梗塞なんじゃないの。
→他の家族が連れてきただけでした