154: おさかなくわえた名無しさん 2013/10/07(月) 13:42:47.70 ID:8ZDQHldy
結婚と同時に転勤、周りは子持ちばかり。当時まだ子供もいず、新米ぼっち主婦な私の趣味は料理だった。
とはいえ、プロ級目指すわけではなく、実家では既製品を使ってたものを手作りしたり、
「素」を使わずに作ってみよう、なスタンスで、時短より手間を優先した料理だった。
大体、そのほうが安上がりだったし、子供が出来れば時間は無くなる、お金はかかると思ってたので
こんなに料理出来るのも、今だけだよなー、と、ぼっちを紛らわせていた。
半年くらい経って、生活に慣れてきた頃、旦那の同期であるAさんも、こちらに転勤となった。
旦那は、結婚する前は独身寮住まいで、そのせいか、同期との付き合いが密。
Aさんとも、私は結婚前から何度か会った事もあり、結婚式にも来てくれた人で、
こちらの寮の入寮資格にAさんは当てはまらず、一人暮らし。
155: おさかなくわえた名無しさん 2013/10/07(月) 13:44:11.60 ID:8ZDQHldy
社食とコンビニ弁当ばかりで辛い、と旦那に零したそうで、そこで私が「一回くらい夕飯食べてもらえば?」と提案。
人をもてなすのが好きだったし、あまり深く考えずに提案したら、
お前がそう言ってくれるなら、と、Aさんを夕飯にご招待。
事前に旦那からAさんの好みを聞いてもらって、
ご馳走作れる大義名分をゲットした私は、それはもう大喜びで準備した。
当日用意したのは、あっさり目の和食で、Aさんが好きという茶碗蒸し作ったりして、とても喜んでくれた。
酒のつまみに、と用意したミニピザも、「どこのメーカーですか?」と聞くほど気に入ってくれて、旦那が「ソースも生地もバジルも、私子の手作り。すげーだろ」
ってふざける様に言ったので、私もそれに乗っかって「Aさんが来るって言うから、張り切っちゃったんですよ。普段はもっと手抜きですよー」と言った。
その日は、旦那と、Aさん喜んでくれてよかったね、と言ってたんだけど、その日を境にAさんが勘違いしだした。
156: おさかなくわえた名無しさん 2013/10/07(月) 13:47:00.13 ID:8ZDQHldy
3日くらいしたら、ポストにAさんからの手紙が私宛てに入ってて ・食事の味付けが、みんな自分好みで美味しかった。あんなに手間隙掛けて作ってくれて感激した
・ということは、俺に気があるんでしょ?料理食べれば分かるよ
・ボタンを掛け違えてしまったんだね。辛いだろうけど、俺は君を許すよ(意味不明)
みたいな内容で、即、帰宅してきた旦那に相談。
誤解させるようなこと言って無いよね、と確認しあった後、旦那からAに電話。
旦那「あれは、俺の同期だからって作った料理。
美味しく食べてくれたのは嬉しいが、特別手間を掛けたわけじゃなく、あれが私子の通常運転。
変な勘ぐりしないでくれ」
A「私子さんを解放してやれ。お前一人が意地張っても、誰のためにもならない」
旦那「私子から、そんな気は一切無いと直接聞いている。お前は、俺の同期以外の意味合いは無い」
A「他の同期に相談したら、みんな俺の味方だったぞ」
と、話は平行線。
158: おさかなくわえた名無しさん 2013/10/07(月) 13:48:57.61 ID:8ZDQHldy
旦那がその後、別の同期Bから話を聞くと ・寮で飲んでたら、Aから「自宅に招かれて、手の込んだ自分好みの料理を出された。これは脈ありか?」と相談された。
・まさか私子さんのこととは思わず、周囲揃って「お前のこと、めっちゃ好きなんだと思う。むしろ落としにかかってる」と言った、と。
Bは、Aが暴走した一因があると責任を感じて、飲んでた人に事情話して、Aを矯正する、と言ってくれた。
そのあと何回か、Aから「俺だけは君の味方だよ」手紙も来たりしたけど、
偶然なのか、誰かが動いてくれたのか、いつしかAは更に転勤となった。
旦那も相当疲弊したみたいだけど、何も教えてくれなかった。
それ以来、Aは、旦那含め同期と没交渉で、細かい話は分からないけど、転勤先で結婚したらしい。
旦那や同期の人が盾になってくれて、私は何もしてないけど、それでもストレスか、体重が5kgおちました。
今や、私のピザ食べて「こりゃあ惚れるわw」という旦那同期に「売約済みなんで(´∀`)」とネタにできるようになりました。
コメント一覧
最後1行の「ステキなあ・た・し」臭と言ったら。
え、そう?何も考えないで読んじゃった。
さらっと笑い話にしてるとことか格好良いわ
ちょっと長くて挫折したまで読んだ
食べたら惚れるピザ食べてみたいわ。
なんかキミって人間として終わってると思うよ?
自分の鼻の穴の臭いだろ