104 名前:おさかなくわえた名無しさん[] 投稿日:2013/10/11(金) 15:46:56.61 ID:+71DXHlW
ちょっと前のことだけど...息子の小学校の運動会は、陸上競技場の大トラック貸切でやるすごい本格的な運動会。
親も積極的に出てくる。
うちの息子も当然、父親が走る様を見たがっていた。
旦那も出たがっていた。のに、前日に骨折。息子凹みまくり。
当日、遠くからダブル祖父母が来てるのに終始テンション低めの息子。
事件が起きたのは午前の最後、色別対抗父兄リレー。
参加を募られ、あちこちでパパたちが手を上げてた。凹む息子。
そんな中、祖父母ズで歓談してた義父がおもむろに動いた。
※義父:花が大好きな農民。65歳
息子「(´-ω-`)」
義父「これ、僕も出ていいの?(*・ω・*)」
よそのママ「パパじゃなくても30歳以上ならいいらしいですよー」
義父「僕出たいな!(`・ω・´)」
息子「おじいちゃん、パパの代わりに走ってくれるの?(*・ω・*)」
義父「走るよー(`・ω・´)」
義父、荷物の中から何か袋を取り出す。
義父「孫ちゃんだけ応援する人いないのは寂しいもんね(`・ω・´)」
息子「(@⌒ー⌒@)」
旦那「親父、無理はよせよ...」
義父「息子よ、実はお前には言っていなかったが...僕は...」
周りに急かされ、袋を持って集合場所へ行く義父。
1人100m,セミアンカー200m,アンカー400mのリレースタート。中にはスパイク靴を履いた人も。
1チーム20人でトラック6周、4チーム対抗。義父の番がなかなかこない。レースは終盤。
息子「おじいちゃん来ないの?(´-ω-`)」
旦那「まさか...」
そのまさか。全チームセミアンカーに。義父はまだ待機中。
旦那「親父、スパイク履いてる...」
一家総立ち、緊張しながら見守る中、義父にバトンが3位で渡った。
で、義父、大暴れ。半周で1位に追いつき、他の人たちがバテる中残り半周もペース落とさず独走。
両手突き上げてゴール。
某田舎の県で、義父が400mマスターズの記録保持者だと知ったのはその夜のことでした。
コメント一覧
本当カッコいいわー
義父「思えば17位から始めさせられたんだ」
義父「あの頃が一番つらかった…」
義父「しかし私は一位なのだよ」
子「おじいちゃん、僕もマスターズ一位になれるかな?」
義父「はっはっは」
そんな爺さんになりたい
めっちゃ懐かしいww
ごっつええだったよなww
いい加減、本気出さないのが格好いいという風潮にはうんざりだ。
だからカッコいいのだ
お前はいい加減本気出したら?
男の臭いが熟成されてるし。
俺の父は30年前の47歳のときに俺の小学校の運動会で
父兄VS生徒のリレー競走に出場した。普通は小学生に
華を持たせるもんなのに、父はアンカーで相手男児を
すごい勢いで追い抜いてぶっちぎりで勝利しやがった。
って書こうとして誤字ったけどだいたいあってるし、まあいいや。
昔で言うところの日テレ乙(関東限定)
いいわけのために本気を出さないことだ」って言う台詞があるから。
孫目線なら宇宙一カッコイイ。