コピペ運動会

黒歴史のコピペとか見てたら急に思い出した
大した話じゃないが

小6の時、本が好きである探偵ものの本にハマってた
主人公は美少女なんだけど口調が男っぽく大人びてる設定だった
とにかく私は主人公に憧れて、ある日突然口調を男っぽく
「ほら、もう行くぞ」とか「確かにそうだな」とか主人公を意識して喋る様になった
前日まで普通だったから友達にもどうしたの？と怪しまれたけど私はもう主人公になり切ってた
それから主人公がしてたことは全てやった
授業中に堂々と居眠りしたり(チキンすぎて本当は堂々と居眠りするフリ)、意味も無く窓辺から
遠くを眺めたりした。友達よりも大人びている自分がすげーかっこよかったと思う

それからもエスカレートしていき、とうとう主人公が地下室でよくやっていた実験にも
手を出すようになった。勿論地下室などあるわけもなく、自分の部屋で親が寝た後に明かり
を点けて行った
主人公が実験の時白衣にゴム手袋してるのがめちゃくちゃかっこよく思えて、100均で揃えた
ゴム手袋は使い捨ての何枚か入りのやつ、白衣は雨がっぱで代用ww
塾のご飯代で買ったから、母にバレないよう引き出しの奥に隠した、すぐばれたけど
近所のアパートの花壇の土いじりする為とか言って誤魔化した

ある日私は作中で主人公が持っていた血糊を作ることにした
あまり覚えてないけどその血糊のお陰で事件解決みたいな流れで、ポケットから血糊を出す主人公
に憧れた私は例の如く実験室(自室)で制作を開始
深夜に学校の絵の具セットを広げ夢中で血糊を作った
そして出来上がった血糊を家にあった容器に入れ、その日から持ち歩いた

私はせっかく作った血糊を使いたくて使いたくて、わざと学校の階段や廊下に垂らしては
「これは…！」とかやってた。至る所に血糊がこびり付いているので女子は怖がっていた
そんなことを何回も色々な場所でやってたら男子に見つかって先生にチクられた。
容器に入れた血を垂らしてはニヤニヤする私はどう見ても変人だった
それからカバンの中を調べられ、いざと言う時の為に持ち歩いていた白衣(雨がっぱ)と
ゴム手袋を没収され親に連絡された。家族会議を開かれてようやく私は我に返った
次の日、クラスのみんなの前で全て話すことになり、先生に本の主人公の真似をしていたこと、
白衣やゴム手袋や血糊のことも全部話させられた。
クラスの皆は笑って流してくれた
後日、陰で雨がっぱと呼ばれている事を知った

今考えるとすごくはずかしいです


>>740ガチなのきたなwｗ

>>740
高校時代ノートの端にエロ漫画をコソコソと描いていた私が可愛く見えるな

>>741
クラスメイトがいい子達でよかった
許してもらえたあなたもいい子だったんだろうな
これはいい黒歴史だ