コピペ運動会

中学校の時
小学校卒業と同時に違う中学校へ転校する事になった
元の小学校では６年間いじめ続けられてきた私は転校してもいじめられるんじゃないかとびくびくしていた

はじめての体育の時間、よせばいいのに先生が
「オリエンテーションはこれで終わり、後は自由で！」
と言った

沸き立つ中学生
血の気の引く私（デブ）

転校したてでもちろん友達もおらず、体育館の真ん中で立ちすくんでいたら色白美人が「一緒にやろう！」と話しかけて来た
あ、とか、う、とか言ってる間にあれよあれよと輪の中へ
円になってやるバレーだったが、私は６年間ぼっちだったためみんなでバレーなんてしたことがないし
ましてやバレーボールに触ったこともなかったから、何度も私でラリーが途切れしまった

「ご、ごめ、あたしへたくそ…」
とかなんとか泣きそうになってるところへさっきの色白美人が笑顔で

「うまく出来なくていいんだよ！」

って言ってくれた
周りの子も「そうだよ」って

今までは授業中に当てられた問題の答えを間違ってたら笑われるのが当たり前、跳び箱失敗したら笑われるのが当たり前の日々だったのに
その一言で今までがガラガラくずれてった気がした

その日は帰ったらありがとう、ありがとうって言いながら泣きじゃくった

「出来なくていいんだよ」は私の宝物みたいな言葉で、今でも大事にしてる

長くてごめん

目から汁が…

リア充のなかには
喪女にも優しい物凄く良い人がいるよね
もちろん顔も可愛くて仕事もできる

私は「喪子ちゃん」って呼ばれたのがすごく嬉しかった
「喪山さん」ではなく「喪子ちゃん」
リア充にとっては当たり前かもしれないけれど、本当に嬉しかった