394 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2013/08/24(土) 22:48:39.27 0
ロシア皇帝アレクサンドル2世は、宮殿の中ではいつもいつ自分が暗殺されるかと病的な妄想に怯えていた。
しかし実際に街頭で暗殺されかけた時には常に沈着冷静さを示し勇敢に振舞った。
何度かの暗殺未遂事件の後、ついに落命の日が来た。
御召馬車を狙った爆弾は直接馬車には当たらず
護衛の警官たちをなぎ斃した。
そのままその場から逃走していれば皇帝は助かっただろうが
皇帝は重傷を負った警官たちを気遣って馬車から降りてしまった。
そこへ第二の暗殺犯が「まだいるぞ!」と叫んで皇帝に爆弾を投げつけた。
皇帝は両脚と片方の眼球を吹き飛ばされその場に倒れた。
「宮殿で死にたい」宮殿に運ばれて皇帝は崩御した。
跡を継いだ皇帝アレクサンドル3世に
文豪トルストイは必死で犯人の助命を懇願した。
新皇帝は答えた。
「予自身に対する暗殺なら赦すこともできるが
父陛下に対する犯罪を子として赦すことはできない。」
コメント一覧
幼稚園児がこんな時間に何やってんだ
殺したから殺されて
それで最後は本当に
平和になるのかよ!
言い出しっぺの法則
人道主義者ぶって「憎しみの連鎖を終わりに云々」なんて言えるけど
自分にとって大事な人が殺されたら、相手をぶっ殺してやりたくなるわな
俺の質問を先回りしてしかも答えが書かれててビクッとした
そう、ほんとうの悪は人の心そのものなのかもしれない…
的な、昭和のゲームのエンディング的な
犯人の大切な人を死刑にすればいいんじゃね?
その発想はなかった。もしそうなったら殺人が減るかもという感想と
嫌いな奴うや自力では殺害不可能な相手と仲良くなる奴が急増するなと思った。
おちおち仲良くなれない、パラノイアな世界になるな。
極端な話、天皇陛下と仲良くなった基地外がいたとしたら…
俺も親友を預けて実家に帰って妹の結婚式挙げたことあるわ
メロス乙