741 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/08/21(土) 19:03:41 ID:S858GWjf
木村重成の格好良い話木村重成の武者奉行大井何右衛門は剛勇で知られ、池田家をはじめ
多くの諸侯から仕官の誘いがあったという武勇の士だった。
慶長十九年十一月二十六日、木村隊は今福堤で佐竹隊と激突、何右衛門もこの戦が初陣だった主君を支え奮闘し
木村隊は佐竹家重臣渋江内膳政光を討ち取り、佐竹先鋒隊を潰走させる戦果をあげたのだが
この戦いの途中、何右衛門は行方不明になってしまう。
重成は戦場に引き返し何右衛門を探した。
やがて何右衛門は見つかったのだが彼は致命傷を負っており、歩行も不可能になっていた。
さらにタイミングの悪いことに堀尾忠晴が重成を討つため攻撃を仕掛けてきた。
何右衛門は自分を見捨てて早く逃げるよう伝えたが、重成は
「ここにきて見捨てるくらいならば、最初から助けになど来ない!!」
と答え、自ら陣頭に立って堀尾隊に切り込んだ。
これを見た木村隊三十余名は奮起し、数で勝る堀尾勢に対し奮戦。
最後は重成自身が殿となって退却した。
その勇姿には敵味方とも感嘆したという。
そして何右衛門は無事帰陣した後、主君等に見守られつつ、間もなく息を引き取った。
コメント一覧
字知らずなの?
そういうのいいから
そういうのいいから
テリーヲシンジテ~
そういや最近見ないね
決して貶す意味はないぞ