35 名前:二人の義妓1/2[sage] 投稿日:2009/12/10(木) 21:44:41 ID:5+GyYeBP
二人の義妓戦争において戦うのはなにも男や兵だけではない
朝鮮出兵時に妓生となりながら日本軍に抵抗した二人の女性の話をしよう
一人目は平壌の桂月香という女性である
当時平壌は防衛線であった大同江を日本軍に越えられてしまい
朝鮮軍に放棄され小西行長が平壌に入っていた
その小西配下の武将が一人の女性に入れ込んでいた
彼女の名は桂月香
桂月香は平壌の守将である金応瑞の愛人であったが
平壌を放棄した金応瑞には付いていかず平壌に残りこの武将の妓生となっていた
武将は毎晩桂月香を求めるが父の喪中であるからと拒み続ける桂月香
その間桂月香は密偵として日本軍の内情を北に逃れた金応瑞に伝え続けていた
ある日桂月香が武将に父の喪が明けた事を告げると武将は舞い上がり
昼間だというのに酒盛りを始めた
桂月香も武将に酒を勧め日が暮れるまで飲ませた
さて、いよいよというところで武将が桂月香に触れようとすると
桂月香は隠し持っていた目つぶしを武将に投げつけた
武将はひるみその隙に討たれて死んだ
潜んでいた金応瑞が首を刎ねたとも桂月香自身が手に掛けたとも言われる
この武将を失った小西の軍勢は混乱、明、朝鮮連合軍が迫り桂月香から情報が漏れていた事もあって
平壌の防衛は困難となりとなり撤退する事となった
しかし桂月香自身は日本軍に討たれ死んだという
36 名前:二人の義妓2/2[sage] 投稿日:2009/12/10(木) 21:47:30 ID:5+GyYeBP
もう一人は晋州の論介というである女性である晋州城は一度は日本軍2万を撃退し日本軍から"もくそ城"と呼ばれ評価されていたが
二度目の攻撃では9万の日本軍相手に耐えきれず軍民をまきこんで壮絶に落城した
晋州城陥落の後、日本の将達は晋州城の矗石楼で連日連夜の祝宴を開く
宴の中で諸将が争うように妓生を求める中に一際華美な妓生が一人いた
顔は厚化粧で覆い両手はすべての指に指輪をし派手に着飾っている
彼女こそ後世にその名を知らしめる論介である
論介はこの戦で晋州城を守備し戦死した崔慶会の愛妾であったが
夫の死に怒り妓生となって祝勝会に潜り込み
諸将に媚を売りながら復讐の機会を狙っていたのだ
そんな論介の思惑などつゆ知らず酒に酔った毛谷村六助という武将が論介に目を付けた
論介は微笑みを浮かべ毛谷村を矗石楼の東側にある南江の険しい岩の上へと誘い出すと
毛谷村に抱きつき指輪で手がほぐれぬようにしっかりと手を組み合わせて
水面に身を投げ将もろとも溺死し復讐を果たした
論介のこの行動は後に朝鮮王朝に義挙として認められ矗石楼の奥に祠を立て祀られた
今でも晋州城址には論介が飛び込んだとされる岩は義岩と称し保存され
毎年義巌別祭が行われ義妓として韓国で知られているという
韓国側にとっては義の為に命を挺して武将を陥れたいい話
日本側にとっては酒と女で命を落とした武将の悪い話ですが
これは韓国の話なのでこちらに投稿
例によって資料に乏しく史実性は期待出来ない為あちらで広く知られているパターンでいきました
実際は二人が殺した武将どころか二人の素性すらあやふやですが要は民話の類です
二人の肝っ玉に感じ入ると共に酒と女には気をつけようw
コメント一覧
本邦にも腐るほどほどある類の話だなあ
権力者相手には一番成功率高いかもな
いや、いいです。
っつーか書き方がムカつく。
だから?としか
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特亜ネタなので黙って削除希望を押しましょう
戦国時代の話ね
無名の娼婦が侍と死んだ→愛国心のある美人が侍を道連れにして死んだ→なんたらという美人があの小西配下の武士を道連れにした→高級伎女の某(高級伎女を登録した記録に名前なし)が小西行長(普通に日本に帰国)を道連れにした。義女である
という具合に、名も解らぬ女が一人自死したらしいというありふれた話から火種もないのに盛大に煙が立ったものであることよなあ
そのモデルになった配下も、小西飛騨(内藤如安)で、
死んでいないんだよね。