もう届かない
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:vnLiSpYB
コピペ投稿日時:2014/07/03 04:03
コピペ投稿日時:2014/07/03 04:03
2012年夏
付き合って2年になる彼女がいた。
彼女とは中学の同級生で成人してから付き合い始めた。
同窓会で2年振りの再会。
お互いにどんな性格なのか、趣味がなんなのかなど知っていたので付き合おうかな~となったとき、そう時間はかからなかった。
彼女の家と、俺の家は近かったが、毎日会うわけでもなかった。
連絡も気まぐれにするような感じで頻繁というわけでもなかった。
だけど、俺は彼女のことが大好きで、『きっとこいつと結婚するんだろうな。』という思いがこころのなかにあった。
付き合って2年目の夏、
「今年も花火行こう!」「夏祭りに出掛けよう!」
と彼女との恒例の話しが始まった。
結婚も現実味を帯び、『今年はこのイベントを使ってプロポーズをしよう!』と決めていた俺だった。
『どんな風に言えば彼女は喜んでくれるだろうか、どう伝えれば彼女の心に響くのだろう。』
と悩みに悩みプロポーズする日ギリギリまで毎日のように紙に書いてはこうじゃない、こうでもない。と考えていた。
プロポーズの言葉も決まり、あとはメッセージ花火にのせて伝えるだけ。
『彼女は驚くだろうか?笑うのかな?泣くのかな?』
なんて想像をしながらプロポーズの日を待った。
プロポーズ前日の朝。
彼女から
「今日は友達と遊びにいってくるね。明日の浴衣買いにいってくるわ!どんなんにしよかな~?楽しみにしてて。」
とメールが入っていた。
俺は想像を膨らませ、仕事に出掛けた。
仕事が終わり、帰宅しようと携帯の電源を入れた。
すると、一本の電話が鳴った。
彼女の家族からだった。
「俺君、今から◯◯病院まで来てくれる?」と。
なんで病院?と若干パニックな俺は急いで向かった。
病院の入り口で彼女の家族が待っていた。
「何があったんですか?」
と聞く俺に彼女の家族が
「あのね、落ちついて聞いてね。今日の朝、出掛けると言って出ていった◯◯が事故にあって。打ち所が悪くて今意識がないの。今夜が山って言われて。」
俺は頭の中が真っ白になった。
急いでICUに向かうと、スヤスヤ眠っている彼女。
その姿を見て、『なんだ、オーバーな。寝てるだけじゃないか。今夜が山?朝になれば目を覚ますやろ。』
と、俺は思った。
朝になっても目を覚まさない彼女。
峠を越えたと思ったが、プロポーズ当日の夜になっても目を覚まさない。
花火の時間になり、会場近くだった病院の周りは人で埋めつくされていった。
病院の窓から見える花火。
今頃俺は、彼女や友人たちとこの花火を一緒に見ているよな。
彼女は
『新しい浴衣を着て俺の横で綺麗やね~!』
と満面の笑顔で言っているよな。
なんて、考えながら花火を見ていた。
メッセージ花火の時間。
会場からアナウンサーの声が聞こえた。
「俺さんから◯◯さんへ。至らない俺やけど、これからの人生、俺の横でずっとそのすてきな笑顔見せてくれへん?」
と言うプロポーズの言葉と共に彼女への花火が打ち上がった。
花火終了の時刻。
とうとう意識も戻らず、家族、友人に見守られ彼女は息を引き取った。
あれから2年。
今年も花火の季節がやってくる。
あのとき、どんな風に返事をしてくれたのか。
今となってはもうわからない。
付き合って2年になる彼女がいた。
彼女とは中学の同級生で成人してから付き合い始めた。
同窓会で2年振りの再会。
お互いにどんな性格なのか、趣味がなんなのかなど知っていたので付き合おうかな~となったとき、そう時間はかからなかった。
彼女の家と、俺の家は近かったが、毎日会うわけでもなかった。
連絡も気まぐれにするような感じで頻繁というわけでもなかった。
だけど、俺は彼女のことが大好きで、『きっとこいつと結婚するんだろうな。』という思いがこころのなかにあった。
付き合って2年目の夏、
「今年も花火行こう!」「夏祭りに出掛けよう!」
と彼女との恒例の話しが始まった。
結婚も現実味を帯び、『今年はこのイベントを使ってプロポーズをしよう!』と決めていた俺だった。
『どんな風に言えば彼女は喜んでくれるだろうか、どう伝えれば彼女の心に響くのだろう。』
と悩みに悩みプロポーズする日ギリギリまで毎日のように紙に書いてはこうじゃない、こうでもない。と考えていた。
プロポーズの言葉も決まり、あとはメッセージ花火にのせて伝えるだけ。
『彼女は驚くだろうか?笑うのかな?泣くのかな?』
なんて想像をしながらプロポーズの日を待った。
プロポーズ前日の朝。
彼女から
「今日は友達と遊びにいってくるね。明日の浴衣買いにいってくるわ!どんなんにしよかな~?楽しみにしてて。」
とメールが入っていた。
俺は想像を膨らませ、仕事に出掛けた。
仕事が終わり、帰宅しようと携帯の電源を入れた。
すると、一本の電話が鳴った。
彼女の家族からだった。
「俺君、今から◯◯病院まで来てくれる?」と。
なんで病院?と若干パニックな俺は急いで向かった。
病院の入り口で彼女の家族が待っていた。
「何があったんですか?」
と聞く俺に彼女の家族が
「あのね、落ちついて聞いてね。今日の朝、出掛けると言って出ていった◯◯が事故にあって。打ち所が悪くて今意識がないの。今夜が山って言われて。」
俺は頭の中が真っ白になった。
急いでICUに向かうと、スヤスヤ眠っている彼女。
その姿を見て、『なんだ、オーバーな。寝てるだけじゃないか。今夜が山?朝になれば目を覚ますやろ。』
と、俺は思った。
朝になっても目を覚まさない彼女。
峠を越えたと思ったが、プロポーズ当日の夜になっても目を覚まさない。
花火の時間になり、会場近くだった病院の周りは人で埋めつくされていった。
病院の窓から見える花火。
今頃俺は、彼女や友人たちとこの花火を一緒に見ているよな。
彼女は
『新しい浴衣を着て俺の横で綺麗やね~!』
と満面の笑顔で言っているよな。
なんて、考えながら花火を見ていた。
メッセージ花火の時間。
会場からアナウンサーの声が聞こえた。
「俺さんから◯◯さんへ。至らない俺やけど、これからの人生、俺の横でずっとそのすてきな笑顔見せてくれへん?」
と言うプロポーズの言葉と共に彼女への花火が打ち上がった。
花火終了の時刻。
とうとう意識も戻らず、家族、友人に見守られ彼女は息を引き取った。
あれから2年。
今年も花火の季節がやってくる。
あのとき、どんな風に返事をしてくれたのか。
今となってはもうわからない。
コメント一覧
創作だから何?
いい話じゃん
ほんとこういう批判や中傷、人の挙げ足取るしか能のない人って可哀想
恋愛なんて縁の無い高齢童貞カタワだが不憫で仕方無い
ネタ乙!
ネタ乙!
ネタだろこれ!!(;ω;)
???
前日にゆかたを買いに行くなんてないから。
今や普通にショッピングセンターに売ってますよね
興奮してるところ済まないが、
これは「なんちゃって浴衣」だ。
ボンバヘッ!
「」
文盲乙
サイズが合えばね。
おび、じゅばん、着物用ブラ、パンツ、靴下、ぞうり、かばん、髪止めを前日に買う?
ありえない。
母親に聞いてみなよ。
「花火大会前日に浴衣を買いに行き、花火大会に着ていこうと思う」って。
浴衣経験者なら
「はあ?」って言うわ(笑)
浴衣によって小物も変わるし、帯も変わる、浴衣の長さによって着付けも変わる、たとえ母親や本人が着付けできたとしても着付けできる人が前日に買うなんてありえない。
だいたい文章で創作って分かるじゃん。
すんごくごんぶととか、すんごくのっぽとかじゃなければ
あんまり「サイズが合わない」ってことはないと思うのよねー
最近はやっすいのなら、草履から何からセットになってるのもあるし
若い子ならそんな上等なのをそろえようとは思わないんじゃないかな
書いた人は
「2ヵ月も前から注文して楽しみにしていた浴衣を着ないなんて~」
とか書き換えた方がいいよ。
そんなに近くで打ち上げちゃうの?患者を音で殺す気?
離れた場所の花火が見えるってこと?
アナウンス聞こえるはずないよね?
……創作の方がいいけどな
うちどころが悪くて
なんてわざわざ言う?
集中治療室が花火やアナウンスが聞こえるうるさい場所にあるとでも?
集中治療室も葬式もしたことないだろこいつ。
プロポーズ考えてた女が死ぬ時に花火見てたんか。余裕だな。
私和裁やるけど、寸法が特殊で細身だけどワイド幅でギリギリ作れる位だから
小物とか作れないものも多いし面倒なので仕立て上がりも良く買うよ
ミシンで縫ってて洗濯機で洗っても良いしほつれても安いから気にせず処分できるから気に入ってるけどな
「今年も海へ行くって~
いっぱい映画も見るって~」
みたいなwww
興奮されてるところ申し訳ないんですが女です。
浴衣自分で繕えます。祖母が和裁女学校出てるんで、呉服屋や百貨店で浴衣地買って襦袢から何から自分で作っちゃいます。
ですが、イ○ンさんで気にいった柄の浴衣や帯があれば安物でも買いますよ。
○オンさんの浴衣コーナー見られた事あります?
身長150~160cmの方用、みたいな感じできちんとサイズ毎に分けられておいてあるんですよ。
しかも今は浴衣・下駄・帯(作り帯)、そして巾着までご丁寧にセットになって5,000円前後で買えちゃうんですよ。
夏祭りの前日には「今ならまだ間に合う!浴衣セール」なんてやってますし、前日売り切れる事なんてほぼないです。
今の若い子は襦袢なんか着ません。夏祭りに行ってごらんなさい、パンツやブラのラインが丸見えの子が9割ですよ。
御端折がほとんどない子も居ます。前日に慌てて購入にいって着てみたら着丈が足りなかったんでしょうね。
要するに「伝統的なきちんとした浴衣を着る」若者ではなく「思い出作りに雰囲気だけ楽しめれば良い」若者が増えたってことです。
この話、あながち創作ではないと思いますよ。創作な部分もあるかもしれませんがね。
22歳の若さで交通事故に遭って亡くなった彼女さんと、
その彼女さんに花火大会でプロポーズしようとした当日に死なれてしまった可哀想な彼氏さんなど居ないほうが、どんなにいいか(´・ω・`)
買ったら着付けします!割引します!ってセールやってて
すげー混んでたので、前日購入はおかしくないのだけどなぁ
本当に手軽になったね、子供のお小遣いで好きなの選べるくらいに
>夏祭りに行ってごらんなさい、パンツやブラのラインが丸見えの子が9割
もっと早くこのコメントに出会いたかった