381 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2012/07/13(金) 20:25:32.16 ID:C78wCGh4
もうひとつ葉隠からいきます高木某が、近所の百姓三人と口論になり、田んぼの中で打ちのめされた。
ボロボロになり帰ってきた旦那を見た女房が、
妻「アナタ様は、人が必ず死ぬということをお忘れになられたようですね」
と嘆いた。高木が、
高木「いや、忘れてはおらぬ」
と言うと、
妻「人は誰しもいつかは死ぬものでございます。
病死、斬り死に、切腹、縛り首・・・色々死に様はありますが、
見苦しい死に様をなさっては無念にございます」
と言い捨て家を飛び出していった。
やがて戻ってくると、二人の子供をよく寝かせつけておき、
松明を作り、日が落ちると身ごしらえをして、
妻「様子を見てきましたところ、
なにやら三人は集まって相談事をしているようでございます。
ちょうどよい頃合い。さあ、おいでなさいませ」
と、夫を先に立たせ、松明を灯し、自身も脇差をさして、相手方へと踏み込んだ。
そして夫婦で斬り立て、二人を斬り倒し、残る一人には手傷を負わせ追い散らしたという。
高木某はその後、切腹をおおせつけられた
コメント一覧
それは違うよ!
なんて思ってません。
思ってませんとも。
皆さんほんとに
おめぇら広島人または西日本生まれとみた
http://www.sempuku.co.jp/odoroki/grass/glass.htm
高木某は武士
武士のくせに農民に恥をかかされた
妻はそれが許せなくて命を賭けさせて恥を雪がせた
けど結局死んじゃうんじゃ浮ばれないよ・・・
士は死して名を残す
家の対面は守られたので遺された一族は救われたかも
真っ白な雪のように洗い清めることから、前に受けた恥をそそいで名誉を取り戻すことを言うそうだ。
「恥を雪ぐ(そそぐ)」:訓読み
「雪辱(セツジョク)」:音読み、雪辱戦なんて使い方もあるね。