346 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2013/09/18(水) 21:31:29.74 ID:/NLL7+d/
ある年の暮れのこと。微妙公・前田利常は大量の一歩金を御文庫の蓋に入れ、それを御前に置き、家中の者達が罷り出でた時に
それを手でつかめるだけ掴ませて与え、家臣はそれを頂戴して退出した。
この時家中の者達は、何れも片手を付いて、もう一方の片手で掴んでいたのだが、
細源太左衛門は罷り出でると、いきなり両手で一歩金を救い上げた。
これを見た利常は
「おいおい、皆片手で掴んでいるのにそれはどうなのだ?」
と声をかけると、細源太左衛門は「はっ!」と一声返事し、両手ですくった一歩金を
懐中に入れ、また片手で掴んで頂戴し、退出した。
利常は「さてさて憎きやつ」と言われ大笑いし、非常にごきげんであったそうだ。
(微妙公夜話)
コメント一覧
戒名から微妙公って呼ばれた人なのね
ふーん
え?聞いてない?あっそ
「罷り出でた」とか使わなくても
香 金 王
意味正反対なのにね
プーアル「ギャルのパンティとブラジャーおくれ」
ナメック星神龍「かぶきよる」
最後の願いでなかったことにしたい