837 :名無しさん@おーぷん:2015/03/25(水)04:32:19 ID:vfv
思い出話だけどねもう真実を確かめることもできないけど
私の娘は成績優秀で活発だった
困ってる人は助けなきゃ、私が頑張らなきゃってタイプで
周りからも信頼されて友達も多くて、活き活きしてた
高校の頃も凄かった、息つく暇無くよく出かけて、いつ寝てるの?ってくらい勉強もしてた
睡眠時間が3時間も無かったと思う
あんまりに活発すぎて真冬なのにいつもTシャツで過ごしてた
体が熱くて熱くてたまらないんだって
凄く汗をかいてたからホントにあつかったみたい
そんな活発な娘が壊れたのが受験の時
何度起こしてもベットから出てこなくなった
朝から晩までベットの中で、話しかけても返事もなかった
ある朝、トイレで音がするから慌てて駆け込んだら、娘がトイレで吐いてた
それから毎朝、決まった時間にトイレで吐いてた
どうしていいかわからなくて色んな医者にかかったわ
血液検査もなんどもして、でも体自体に異常はない
神経衰弱だノイローゼだと言われ、何度行っても同じ、休ませなさいしか言われない
弱る娘がベッドの中で話してくれた
もうずっと生理がきてないこと
眠りたいのに全然眠れないこと
毎朝学校のトイレで吐いてたこと
身体が鉛のように重くて動けないこと
他にも色々話してくれた
でも医者にいくらかかっても何も解決しなかった
そのうち娘は一日一食僅かな食事を取るだけであとは横になったまま過ごすようになった
そんな時震災が起きた
娘を助けようとしたけど、娘の身体は家具の下敷きだった
「私の重さが私自身を押しつぶして動けない
母さん逃げて」
部屋は煙ってきていた
火の手はそこまできていた
娘にかじりつく私を、息子たちと夫が引き剥がして無理矢理連れ出した
それから暫くして、鬱病という言葉が広まりだし、その後私も娘と同じ症状を発症した
病院にかかり様々な検査をした結果、鬱病ではなく、体の特定のホルモンに異常をきたす先天性の病気だと判明した
命に関わるホルモンの為、そのホルモンが増えると活動型になり眠れなくなったりする
反対にホルモンが減ると鬱病と同じ状態になり動けなくなってしまう
息子たちや孫も調べたら、全員遺伝していた
息子たちは頻繁に体のだるさを訴えて学生時代に怠け者だと担任の教師からさんざん言われていた
すべて私の病気がもたらしたものだった
娘の原因不明の体調不良もすべて私が原因だろう
そう仮定するとすべて辻褄が合う
娘を死においやったのは、他でもない私自身だった
コメント一覧
逆に悲劇のヒロインに浸ってる感が出て嫌になる
それにしても何なのこのタイトル。
病気そのものも怖いが、調べても何も分からず周囲の理解も得られないというのが一番怖い
子どもの病気とかはまず母親が責められる国だから
最近も有名人がベビーシッターに預けて旦那とデートしてる
って言ったらぼろくそにたたかれてた
しかも現役の乳幼児の母親から
たぶん彼女たちも「子どもを預けるなんて!」とか周りから言われてるんだろう
少子化の原因をみた感じがする