153 名前:人間七七四年[] 投稿日:2010/12/25(土) 21:36:32 ID:QQvyZKFa
三方ヶ原の戦いの時である。徳川方の勇士渡辺半蔵守綱が追撃してくる武田勢を追いのけ追いのけ退却してくると、
途中に自分の朋輩が重傷を負って倒れていて、一緒につれていってくれとたのむ。
助けて無事にかえってきた。
家康は、
「自分ひとりの退却さえやっとのことだったろうに、よくぞ助けてかえった」
とほめた。
だが渡辺は、
「いや、そうおほめにあずかっては恥かしい。
実を申しますと、厄介なことと思いましたが、自分がここで助けないで行っても後からくる味方の者が助けるかも知れない。
そしたら自分が助けなかったことが知れて自分の名折れになると思いましたので、やむなく引きうけたわけです。
途中でも何べん刺し殺そうと考えたかわかりません。それをおさえおさえやっとかえってきたのです」
と答えた。
家康はその正直をほめたという。
コメント一覧
正直人物にあまり興味はない
これは現代でもこういうことあるなーと思ってホンワカした
めんどくさい仕事片付けて上司に誉められたとき
「気づいてて放置したのかって言われるの嫌だから仕方なくやりました」
って答えたら上司笑ってたとか
確かに教訓はないけど人物知らなくても関係ない話
そういうエピソードも大事なんだと思う。
額縁の肖像画より、やっぱり生身の人間。
二次元の嫁より、三次元のオナホ。
イラネ