661 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2015/04/06(月) 01:53:33.54 0
ソクラテスの弟子であるギリシアの哲学者アリスティッポスは、ある時、コリントスへ向かって船旅をしていた。この時に嵐に襲われた彼はとても狼狽したので、客の1人が
「私たち凡人でも平気なのに、あなた方哲学者がビクビクなさるとはね。」と、言った。
これに彼は、「君と私とでは、助かろうとしている命が同じではないのさ。」と、言った。
ある人が海に潜れることを自慢していると、アリスティッポスは、「恥ずかしくないのか。
イルカのすることを勿体つけたりして。」と、言った。
また、彼は、「賢者と賢者ではない人はどこが違うのか?」と問われ、「2人とも裸にして、
見知らぬ人たちのところに連れて行ってみなよ。そうすればわかるだろうさ。」と、言った。
ある人が深酒をしても酔わないことを自慢すると、彼は「そんなことはラバにもできるさ。」
と、言い返した。
ある人が、「食料品に金をかけすぎている。」と彼を非難すると、彼は、「しかし、君は、
3オボロスでこれらが買えたとしたら、買わなかっただろうか?」と、尋ねた。その人が
同意すると、彼は、「それならば、もはや、私が快楽好きなのではない。君がお金好き
なのだよ。」と、言った。
また、「ソクラテスはどんな死に方をしたのか?」と尋ねられると、彼は、「私だって
あのようでありたいと願うようにだ。」と、答えた。
コメント一覧
指の力で100円玉をひねりつぶせるほど。
鉄がクシャ
100円玉は鉄製ではない。
コイントスに向かってたくらいだからな