818 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2008/10/19(日) 23:32:57 ID:14eHSeUh
黒田長政と喧嘩別れをし、出奔した後藤又兵衛。一旦細川家に頼ろうとするも、長政の猛抗議で出て行かざるを得なくなる。
やがて知り合いを頼って、福島正則の治める広島へと渡った。その時のお話。
福島正則は又兵衛が広島に来ていることを知ると、黒田家からいくら抗議を受けても是非召抱えたい、と思った。
しかし、家臣を通して三万石での召抱えを申し出たが、あっさりと断られた。
それでさらに又兵衛に興味を持った正則は、彼を広島城に呼び出した。
又兵衛が御前に出てくると、正則は長政から送られてきた書状の返書を見せた。それはなんとも、
字の下手糞な物であった。
「黒田家は大禄のお家だが、字の上手なものは召抱えられぬのか」と家臣たちと共に大笑した。
又兵衛が黒田長政と大喧嘩して出奔したことを知る正則は、又兵衛と一緒に長政の事を
笑ってやろうと思ったのだ。
すると又兵衛
「黒田家には多くの家臣があり、字の上手なものも、下手なものもそろっております。
ただ、黒田の家風として、字の上手な書状には上手な字で、逆に字の下手な書状には下手な字で、
返事をお返ししております。」
正則は家臣たちの前で辱められ、顔を真っ赤にしたという。
召抱えの件も、勿論沙汰止みとなった、とか。
コメント一覧
一言多いせいで面接落ちたやつ
あと福島正成と名前似てる癖に
ほぼ縁もゆかりも無いのが紛らわしくてムカつく
福島正則ネタな気がする
今風に言うと音楽性の違いで分かれたけどリスペクトしてる
ってことだろ
乗客から拍手喝采を浴びてたとこだったな
粗野なヤンキー顔でしか再生されない>>福島
よく読め