231 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2010/07/18(日) 21:02:26 ID:/ec/mYk/
毛利元就がある時息子隆元に、こんな思い出を語った。「私はな、5歳の時、母が死んだ。10歳の時、父が死んだ。
11歳の時、兄の興元が大内義興に従って京に上った。
その時私の周りに肉親は全くいなくなり、みなし子のように一人ぼっちで生きていた。
そんな私を哀れに思ったのが、父上の側室であられた、大方殿であった。
彼女は一人にするのはかわいそうだと、私を自身が育てられるとおっしゃった。
あの頃大方殿はまだ年も若く、父上との間に子も無く、実家に帰るのに何の差し障りもなかったのに、
ただ、血もつながっていない私のために、この吉田に留まり育ててくださったのだ。
大方殿は私を育てたためについに再婚することも無く、その生涯を終えられてしまった。
私は興元が京から帰ってくるまでの3年間、大方殿の側を離れること無く、暮らしていたものだ…。」
元就が生涯実の母のように大切にした、大方殿についての回想である。
コメント一覧
__(´・ω・)ノ 先生 ウンチもらしました
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もうりもりってか
自演すんならもっとうまくやれよ………