609 :水先案名無い人:05/02/08 16:56:23 ID:lYOj62T/0
とある小さな町で裁判が行なわれた。最初に、原告側の弁護士が最初の証人を呼んだ。証人はとても歳老いた老婆であった。
弁護士は証言を聞く前にお決まりの質問をした。
「ミセスジョーンズ、わたしのことを御存じですね」
老婆は答えた。
「ええ、存じてますよ。ミスターウィリアムス、あなたがまだ子供の頃からね。
はっきりいって、あなたにはほんとにがっかりですよ。嘘はつくは浮気はするわ
自分が小物だって事が分る程頭がよくないから、自分のことをえらく大物だと
思ってらっしゃるようね。ええ、よおく存じてますとも」
弁護士はショックでパニックになり、こう言った。
「ミ、ミセスジョーンズ、被告側の弁護人は御存じですか」
老婆は答えた。
「ええ、存じてますよ。ミスターブラッドリーのことは、子供の頃からね。
子守をしてあげたこともあるんですが、まあ彼にもほんとにがっかりですよ。
怠け者で偏屈で酒癖も悪くて、他人と普通の関係を築けないタイプだわね。
その上、仕事の評判も最低だし。ええ、よおく存じてますとも」
聴衆がざわつく中、裁判官は静粛にするように一同に言い、両弁護士を彼のもとに呼んだ。
狼狽する弁護士達に、裁判官は静かな、そして迫力を込めた口調で言った。
「あの証人に私のことを一言でも尋ねてみろ、法廷侮辱罪でぶちこむぞ」
コメント一覧
おせっかいな
おばあさんだよ
悪口しか言えねえのかよ老害。
きっと※8みたいなのが将来本当の老害になるんだろうな