991 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2015/08/01(土) 16:24:09.20 ID:4yIpmZTvS
笑えないですがさっき読んでジーンとしたので。天の岩座神宮の宮司である奈良泰秀さんのブログから一部転載。
以前、演劇活動の一環でグアム大学での公演をしたことがあり、
これが縁で日本留学の経験がある地元チャモロ族の有力者と知り合った。
この友人をサイパンに訪ねた折、農場のあるテニアン島に誘われた。
このテニアン島では、終戦の一年前に一万人近い日本軍の守備隊が玉砕している。
米軍の占領後、広島に投下された原子爆弾を搭載したB29爆撃機エノラ・ゲイが、
ここから飛び立ったことでも知られている。
島に着いた翌日、友人に案内してもらいテニアン神社跡を訪れた。身の丈に近い
草叢のなかに、鳥居と覚しき黒く焼け細った不揃いの二本の丸木が、空しげに立っていた。
奥に小さな祠が見え、辛うじて神社跡を偲ばせた。
不思議な体験はここで起きた。
大祓祝詞を奏上し始めると、急に辺りの空気が変わったように思え、
眼前の景色が左右からゆっくりと変化していった。
僅か一メートルほど先の筈が遥か遠景であるような、表現し難い奇妙な遠近感のなかに、
一枚のセピア色に変色した古い集合写真のような情景が現れた。
992 名前:本当にあった怖い名無し[sage] 投稿日:2015/08/01(土) 16:29:45.49 ID:4yIpmZTvS
それは、何段かの白い石段からこちらに向かって一様に頭を垂れ、一様に顔の見えない何十人、何百人という兵士の姿であった。
軍服を着け直立不動で頭を下げている多くの兵士。腰を降ろしたまま頭を下げている兵士。
白衣に戦闘帽で上半身を起こし、こちらに向かい頭を下げている兵士。
誰もがじっと微動もせず、無数の兵士が祝詞奏上を聞き入っているように思える姿だった。
奏上が終わると、またゆっくりと左右から景色が変わり、セピア色の情景は消えた。
そこにはギラギラと照り付ける南国の太陽の光に草が蒸れる景色が戻っていた。
初めは何が起きたのか茫然自失の態の私に、友人は何度も声を掛けたとのことだった。
不思議なことに恐怖観念などは微塵も感じることは無かった。
コメント一覧
初めて守備隊の任務を解かれて靖国に帰ることができた
ってことかな
自分が書いた描写に酔ってる感アリアリだけど、
肝心の描写が下手で残念なことになってるわ
天ノ岩座神宮
http://www.nippon-bunmei.jp/index-1.htm
興したのは広島出身の熊野神社の宮司さんのようです。
広島の山中にあって、アクセスも良いとは言えず、
決して有名どころの神社ではなさそうで、むしろ修行の場になりそうです。
とはいえ、一般的に知名度が低いからと言ってカルト扱いするというのは、
少々罰当たりが過ぎるのではないでしょうか。
確かに独自に名乗っているところもあるようだ。
けどそれだけでカルトや非合法とは言い切れなさそうだ。
のれん分けしてない「〇〇系ラーメン」みたいなもんかな。
詐欺まがいなことしたりしてなきゃなんでもいいよ。
わっふる用意して開いたのに