715 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 16:44:44 ID:yc5UIpBr
信長が織田家当主になる前、ある寺の坊主を切って捨てた周囲が理由訪ねると
「あの坊主は太ってていた。悟りを開かんと厳しい修行に精錬しているはずの坊主が太っているはずがない。かの者は仏の言葉を借りて人を惑わし私腹を肥やす外道よ」
これが信長
719 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/24(土) 17:56:38 ID:xTDTdlkA
>>715確か、信長と無辺のやりとりでも似たようなのあるね。
信長が出身地を聞いているのに、適当な答えをした無辺に激怒して、
「貴様は人間じゃねえ。きっと化け物だ。だから火あぶりにする。」と言うと
「ゴメンナサイ。出羽国の羽黒出身です。火あぶりまじカンベン。」って謝った
って逸話(信長公記)もあるね。
悪い話だからこれ以上詳しく書かないが、信長と無辺の逸話はなかなか面白い。
837 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/27(火) 01:03:42 ID:bOGd/W0d
>>719に出ていた信長と僧とのやりとりを詳しく(悪い話かと思うが流れ上こちらで)天正初期、諸国を廻る無辺という僧がいた。
無辺は自分の生まれた所も親も知らないと公言していた。
そして自分は不思議な法を知っていて、これを伝授された人は災いをのがれ、
末法にはすべての罪が消えると言っていた。
この説法を聞いた民衆は彼を信仰し銭や米が無辺のもとに山のように集まった。
されど無辺は銭や米を目にもかけず、
各地に夕方やってきては朝には旅立っていた。
ある時、安土にやってきたのを聞き信長は無辺を呼び出した。
信長「お前が無辺とかいう僧か?」と睨みつける
信長「お前の生まれはどこだ?」
無辺「無辺」
信長「無辺とは何処だ?唐か?天竺か?」
無辺「天にあらず地にあらず、そして空にもあらず」
信長「天地にないだと?それならば何処に安心立命するんだ?」
無辺「・・・・・・・」答えられず沈黙
信長「有情無情、天地をはなれることあらず。さてはオマエ化け物だな。よし試してやろう!」
信長、馬の灸に使う鉄を焼きゴテのようにして無辺の顔に当てようとする。
無辺「わ、わたしは、で、出羽の、は、羽黒山の者ですっ」
怯えきった無辺はガクガク震えながら白状した。
信長「オマエ最近、弘法大師の再誕だの言って妖しい術を見せただろ?オレにも見せろや」
怯えきった無辺、返事も出来ず
信長「このような売僧に領内をうろつかれたら、領民はたぶらかされ、
理由なく神仏を祈るようになり、筋の通らない幸福を願うようになる。
無辺!オレの手にかかり、その後、神通力で生き返ってみろ!」
と言い、たちどころに殺してしまった。
コメント一覧
安心してくれ、本能寺の辺で死んだ。
史実をググると知らないことの方が多くて興味深かった
誤字なのに間違いとは言えないこのもどかしさ
おじさんといいことするのは戒律にかからないんじゃないかな。
本気で思いやってるし。ただ、宗教を軽視しすぎとは思う。
本願寺に邪魔されたことや延暦寺壊滅を見ても。
昨今の糞新興宗教に対してこれくらいやってくれる人が出てこないかなとも思う
殺すのは当たり前だと思うんだけどなぁ