待ってるね
コピペ投稿者:名無しさん
投稿者ID:BC7PkoAY
コピペ投稿日時:2015/09/24 15:04
コピペ投稿日時:2015/09/24 15:04
どうもはじめまして。
オカルト話ではないのですが、
先日、年の離れた姉の友達が家に泊まりに来た時に話していたことがかなり壮絶で怖かったので書いてみます。
姉の友達の事は以下Aさんとします。
Aさんには3歳年上の従兄がいました。
家が隣だったことから、従兄が高校を卒業するまですごく親密だったそうです。
というか端的に言うとその従兄に長い間片想いをしていたらしいです。
その従兄は中高とあまり明るい方ではなく、むしろ窓際で読書などをして過ごすタイプだったらしいのですが、大学に入ってからガラリと変わってしまったと。
髪の毛を赤茶に染めて、サークルも飲みサーのようなものに入り連日朝帰りをするようになってしまいました。
Aさんは従兄の物静かで大人びていたところに惹かれていたのでその頃には完全に冷めてしまったらしいです。
そうして疎遠になってしまってから約2年が経ったある日、Aさんが夜遅くに塾から帰宅していたところ、玄関の門の前に蹲っている男がいたそうです。
当時Aさんには頻繁に無言電話がかかってきていて、「もしかしてこの男が?」と咄嗟に思ったらしいのですが、
その日はたまたま母親が単身赴任中の父親のところへ行っていたらしく、怖くなったAさんは男に気付かれないようにその場を離れると同じ塾に通っている友達に電話して泊めてもらったそうです。
しかし、次の日も学校はあるので、朝に一度家へと帰らなければなりませんでした。
恐る恐る家へと帰りましたが、普段と変わらない自宅があるだけで、なにか普段と違うことなどもなく、安心しながら鍵を開けて家へと入りました。
まだ怖いので一応鍵をしっかり締めて、居間へと向かうとそこには従兄が1人で突っ立っていたそうです。
誰もいないはずの部屋に人がいた驚きと見知っている人物であったことに対する少しの安堵を覚えながら
「Bくん…?」
と声をかけました。声をかけてからやっと従兄が振り返ったらしいのですが、『人間の悪意のある笑顔ってああいうのなんだと初めて知った』と言っていた程の表情をしていたそうです。
「ああ、Aちゃん、おかえり。遅かったね。どこに行ってたの?もう朝じゃないか。ダメだろう高校生が朝帰りなんて。心配したよ。僕昨日からずっと待ってたのに。」
この時点で『あ、これやばいやつだ』と思ったAさんは従兄をなるべく刺激しないように、話を合わせたそうです。
「ごめんねAくん。昨日は塾の友達と勉強合宿してたんだ。ほら、今年受験だし。ね、それで私これから学校行くね。いってきます」
Aさんはなるべく早足にならないように玄関へと歩いたようです。
しかし、従兄は笑顔のまま早足で近付いて来て、
「なんでそんなに怖がるの。なんで僕から逃げようとするの。知ってるよ、僕知ってるよ、Aちゃん昨日一回帰ってきたよね。僕のことを見てここまでくるの辞めたよね」
と捲し立ててきたそうです。
Aさんはその年受験でしたし、相手が昔の想い人であったために大事になってしまうのが嫌で
「Bくん、それ以上近付いたら大声出すよ。やめて」
とだけ言ったそうです。
すると従兄は恐ろしいくらいの無表情になって「Aちゃんはなにもわかってないよ。なにも。Aちゃんはこんな暗い男は嫌いだろうと思って見た目も変えたし趣味も変えたし好きでもない飲み会に参加したのに。なのになんでわかってくれないの。ねぇ」
と、ここまで言ってからスッとAさんの横を通り過ぎると、そのまま玄関から出て行ったそうです。
Aさんはその場にへたり込みそうになりながらも親に電話して、従兄のそばからなるべく離れるためにすぐに家を出て駅まで走ったそうです。
Aさんが学校に行っている間に両親が家に帰って来て、隣の家に抗議に行きました。
話し合いもかなり壮絶だったらしいのですが、泣きながらごめんなさいと何度も謝られ、また今回Aさんに直接害もなかったことから、2度と会わない。大学を卒業したら遠くへ行く。という念書を書かせ、家に侵入した時に使った合鍵(仲が良かった頃に渡していて忘れていたらしい)を返してもらって終わったそうです。
また、一応ということで学校に母親に迎えに来てもらったようです。
家に着いて母親が車庫に車を入れ終わるのを待っていると、隣の家の3階のベランダがガラッと開いて、従兄が出てきました。
咄嗟に目を逸らすと、従兄は大声で「今朝はごめんね!もう二度とやらないから!待ってるね!」
という意味のわからないことを叫んだかと思うとそのまま飛び降りてしまったらしいです。
Aさんの悲鳴を聞きつけて出てきた近所の人たちが次々に叫んで悲鳴が連鎖していくという地獄絵図のようだったと言っていました。
その後、警察が来たり、従兄の両親が玄関先で土下座したりとかなりの修羅場だったらしいです。
従兄の最後の「待ってるね」という言葉が耳について未だに離れず、Aさんは「だから死ぬのが怖い。絶対に死にたくない」
と言っていました。
長々と失礼しました。これが私の聞いた怖い話です。
オカルト話ではないのですが、
先日、年の離れた姉の友達が家に泊まりに来た時に話していたことがかなり壮絶で怖かったので書いてみます。
姉の友達の事は以下Aさんとします。
Aさんには3歳年上の従兄がいました。
家が隣だったことから、従兄が高校を卒業するまですごく親密だったそうです。
というか端的に言うとその従兄に長い間片想いをしていたらしいです。
その従兄は中高とあまり明るい方ではなく、むしろ窓際で読書などをして過ごすタイプだったらしいのですが、大学に入ってからガラリと変わってしまったと。
髪の毛を赤茶に染めて、サークルも飲みサーのようなものに入り連日朝帰りをするようになってしまいました。
Aさんは従兄の物静かで大人びていたところに惹かれていたのでその頃には完全に冷めてしまったらしいです。
そうして疎遠になってしまってから約2年が経ったある日、Aさんが夜遅くに塾から帰宅していたところ、玄関の門の前に蹲っている男がいたそうです。
当時Aさんには頻繁に無言電話がかかってきていて、「もしかしてこの男が?」と咄嗟に思ったらしいのですが、
その日はたまたま母親が単身赴任中の父親のところへ行っていたらしく、怖くなったAさんは男に気付かれないようにその場を離れると同じ塾に通っている友達に電話して泊めてもらったそうです。
しかし、次の日も学校はあるので、朝に一度家へと帰らなければなりませんでした。
恐る恐る家へと帰りましたが、普段と変わらない自宅があるだけで、なにか普段と違うことなどもなく、安心しながら鍵を開けて家へと入りました。
まだ怖いので一応鍵をしっかり締めて、居間へと向かうとそこには従兄が1人で突っ立っていたそうです。
誰もいないはずの部屋に人がいた驚きと見知っている人物であったことに対する少しの安堵を覚えながら
「Bくん…?」
と声をかけました。声をかけてからやっと従兄が振り返ったらしいのですが、『人間の悪意のある笑顔ってああいうのなんだと初めて知った』と言っていた程の表情をしていたそうです。
「ああ、Aちゃん、おかえり。遅かったね。どこに行ってたの?もう朝じゃないか。ダメだろう高校生が朝帰りなんて。心配したよ。僕昨日からずっと待ってたのに。」
この時点で『あ、これやばいやつだ』と思ったAさんは従兄をなるべく刺激しないように、話を合わせたそうです。
「ごめんねAくん。昨日は塾の友達と勉強合宿してたんだ。ほら、今年受験だし。ね、それで私これから学校行くね。いってきます」
Aさんはなるべく早足にならないように玄関へと歩いたようです。
しかし、従兄は笑顔のまま早足で近付いて来て、
「なんでそんなに怖がるの。なんで僕から逃げようとするの。知ってるよ、僕知ってるよ、Aちゃん昨日一回帰ってきたよね。僕のことを見てここまでくるの辞めたよね」
と捲し立ててきたそうです。
Aさんはその年受験でしたし、相手が昔の想い人であったために大事になってしまうのが嫌で
「Bくん、それ以上近付いたら大声出すよ。やめて」
とだけ言ったそうです。
すると従兄は恐ろしいくらいの無表情になって「Aちゃんはなにもわかってないよ。なにも。Aちゃんはこんな暗い男は嫌いだろうと思って見た目も変えたし趣味も変えたし好きでもない飲み会に参加したのに。なのになんでわかってくれないの。ねぇ」
と、ここまで言ってからスッとAさんの横を通り過ぎると、そのまま玄関から出て行ったそうです。
Aさんはその場にへたり込みそうになりながらも親に電話して、従兄のそばからなるべく離れるためにすぐに家を出て駅まで走ったそうです。
Aさんが学校に行っている間に両親が家に帰って来て、隣の家に抗議に行きました。
話し合いもかなり壮絶だったらしいのですが、泣きながらごめんなさいと何度も謝られ、また今回Aさんに直接害もなかったことから、2度と会わない。大学を卒業したら遠くへ行く。という念書を書かせ、家に侵入した時に使った合鍵(仲が良かった頃に渡していて忘れていたらしい)を返してもらって終わったそうです。
また、一応ということで学校に母親に迎えに来てもらったようです。
家に着いて母親が車庫に車を入れ終わるのを待っていると、隣の家の3階のベランダがガラッと開いて、従兄が出てきました。
咄嗟に目を逸らすと、従兄は大声で「今朝はごめんね!もう二度とやらないから!待ってるね!」
という意味のわからないことを叫んだかと思うとそのまま飛び降りてしまったらしいです。
Aさんの悲鳴を聞きつけて出てきた近所の人たちが次々に叫んで悲鳴が連鎖していくという地獄絵図のようだったと言っていました。
その後、警察が来たり、従兄の両親が玄関先で土下座したりとかなりの修羅場だったらしいです。
従兄の最後の「待ってるね」という言葉が耳について未だに離れず、Aさんは「だから死ぬのが怖い。絶対に死にたくない」
と言っていました。
長々と失礼しました。これが私の聞いた怖い話です。
コメント一覧
知人の兄弟姉妹にまで聞かせるもんだな
これは本当にあった話です、なんて言われたら倍率更にドン!
突然Bくんと呼んでるから読みにくかった。
しかも1回「Aくん」って誤記してるし
いつまでも 待 つ わ
文章理よりある人が書いたらおもしろそうだね