574 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/02/11(水) 10:01:57 ID:i2ZrLl9v
家康の時の浄土宗と日蓮宗の宗論の話だと、おそらく浄土宗側に伝わった話だろうが、宗論の前に家康が、「この宗論に負けたほうには、どういう処分を与えるべきだと考えるか?」
ってそれぞれに尋ねたら、
浄土宗側は
「いえ、宗論の勝敗が付いたと言う結果さえあればそれ以外には特に…
どうしても何らかの処分が必要と言うのであれば、袈裟をはがすというものでどうでしょう?
それは僧にとって最大の侮辱ですから。」
日蓮宗側は
「負けたほうは皆殺しですよ勿論!」
家康
「普通に考えて宗論やるまでもなく浄土宗の勝ちだろこれは…。」
ってのがあるな。
コメント一覧
簡潔に言うと
釈迦がこの世を去って時代は既に末法、末法の世には末法の法がある、唯一のそれが妙法蓮華経であり、他は取るに足らない時代遅れの戯論であり人を惑わすものである、というのが日蓮宗。
娑婆は末法といえども、仏の慈悲功徳は広大無辺にして永劫無限、衆生救済の誓いを立てた阿弥陀如来の光は末法の世にも届き、一心に帰依する者を必ず救う、というのが浄土宗。
それぞれに経典を紐解きながら教義の根拠を挙げて、自らの正当性を論じ、また相手の矛盾や欠点を突く。
要するに論破厨対戦です
簡潔にと言いながら全然簡潔じゃない
で、時代が進むとだんだん先鋭化して過激なやつらが出てくると
他宗教・宗派を許さない法華って、日本ではかなり異質な存在だな。
勉強になりました( ̄人 ̄)