130 :本当にあった怖い名無し :2006/08/20(日) 22:25:10 ID:jKg/woXh0
死のうと思ってとある山へ行った。手首を切っても死にきれず、血だらけでほげーっと山を歩き回った。
すると前方からオッサンがやってきた。俺はまさか他人に会うと思わなかったので、
びっくりしたんだが、どうやら相手も自殺志願者だったらしく、片手に酒瓶、
もう片手にロープを握り締めていた。
俺は何故か悲しくてわーっとそのオッサンに抱きついてしまった。
オッサンは「とにかく山を降りよう」と俺を連れ、歩き出したが、道なんか
分かるはずも無い。俺はまたも泣いてしまった。オッサンは「大丈夫だ必ず降りれる」
とはげましてくれた。翌朝明るくなってようやく登山道発見。二人で山を降りた。
オッサンは救急車を呼んで俺を乗せてくれた。自分では気づかなかったが、かなり
出血がやばかった。お世話になった病院の人や看護婦さん、そしてあのオッサンのため、
俺は生きることにした。あれはオッサンの姿をした天使だったのだ。名前くらい聞けば良かった。
願わくばオッサンもどこかで生きていてくれることを望む。
コメント一覧
それから色々あって同居してる
言いづらいけど、お前それもう氏んでるぞ。
パズー!そこでなにしてやがる!
まだ死にたくないし
支えているからこそその人もたっていられcry
どんくらい
いきろ
自分で死にたいと思っている人でも、他人は助けたいと思っているこの気持ち