286 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2014/09/18(木) 05:55:05.41 ID:t9HAUqx3
大阪の陣の時、徳川頼宣の家臣である矢部虎之助と言う者は大力であり、長さ二間(約3.6メートル)の指物、三尺あまり(約1メートル)の大刀、立物は大位牌に一首の歌
『咲く頃は 花の数にも足らざれど 散るには漏れぬ 矢部虎之助』
と記されていた。
この様相での出立に、諸人は目を驚かせたが、これらはあまりに重すぎて馬が進まず、
戦場でも人より遅れて功もなく、残念に思っていた所、家中からも武道不案内の者との評判に会い、
虎之助は心中これを恥じ憤り、食を絶って20日ばかりの内に死去した。
誠に惜しき士であった。
凡そ甲冑指物等には心得があるべきなのだ。目立つのはその大小には寄らない。小印だ大印だなどと
言われるが、小印であっても大いに目立つ指物もあるのだ。
(明良洪範)
コメント一覧
小さい方がいいこともあるよな
バカじゃねーの。
バカじゃねーのには同意だが、動きが悪かったのは馬な
大きなクリスマスだね