775 名前:人間七七四年[sage] 投稿日:2009/01/03(土) 22:15:48 ID:XWaPjpyy
ある日、小田原城で鉄砲の訓練が行われ、当時まだ新九郎と名乗った北条氏康も見学した。パアアアアアアアァァァァァン!!!!!!!!!!!!!!!!
氏康「 Σ(;゚Д゚) 」ビクッ 家臣「 ( ´,_ゝ`)プッ 」
氏康「・・・臆病を笑われた・・・欝だ氏のう・・・」ハラデモキルカ
家臣「わーっ!若様ー!! ほ、ホラ、名馬もカンが鋭いって言いますし・・・」
氏綱「よう。鉄砲にビックリして、ビビリになったんだって?やーいやーい、弱虫ー」
氏康「ち、父上まで!( ;ω;)ウウッ 」
氏綱「冗談はさておき、臆病で何がいけないんだ?」
氏康「?(´・ω・`) 何事にも動じない人間が勇者ではないのですか?」
氏綱「そんなヤツ、何事にもニブいだけで、勇者とはいわねーよ。たいてい危険にもニブい。
一度勝ったからって敵を侮って、真っ先にワナに掛かって死ぬもんだ。
昔からそうやって滅亡した家は多い。『勝って兜の緒を締めよ』ってのはその事さ。
だから、おまえはもっと臆病になりなさい。ただし、その『怖いもの』にどうやったら
勝てるか、知恵を振り絞って考えなさい。・・・いいね?」
20年後 武蔵国河越
上杉憲政「朝定殿、北条の臆病者め、『講和すれば、今まで奪った領土は全て返す』と
言ってきおった。我らの勝ちも近いな!(そうなればこやつも用済みよ・・・)」
上杉朝定「さようですな。ならば、明日攻めかかるとして、今宵は鋭気を養うべく、酒宴でも
開きますか。(せいぜい今のうちに楽しんでおけ・・・)」
「報告!両上杉軍、我らの偽りの講和要請に油断し、今夜は酒宴を開くもよう!」
「・・・上杉には臆病者の何たるかを教えてくれる父も家臣も、おらぬと見える。哀れなことよ」
「?」
「なに、昔を思い出してな。・・・手筈通り今夜、夜討ちを行う。全軍に目印の紙羽織を着せよ。
白い服を着ておらぬ者は全て敵だ、殺せ。首は打ち捨てにせよ。ひたすらに突け、斬れ。
前に後ろに回り、一箇所に留まるな。敵は油断しておる、さらにかき乱してやるのだ!!」
八千の北条軍は、数万の上杉軍に勝利した。氏康自身10数人を斬り手傷を負ったと言われ、
関東ではこの『臆病者』にちなみ、戦傷のことを『氏康傷』と呼んだ。 (関八州古戦録)
コメント一覧
話し合いしようと言っておいて闇討ち?
イイ!!( ^ ^ )
の?
エジプトの人とかは確実に使ってた
卑怯者に
_, ,_ パーン
( ‘д‘)<軟弱者!
⊂彡☆))Д´)