322:名無しさん@九周年 :2008/12/01(月) 13:11:41 ID:pYzz3umV0
前に伊集院のラジオ企画でいろんな人にインタビューしようってのがあったそん時の救急隊員だかなんかの人が語ってくれた話
夜中3時くらいに通報が入った。どうやら高速で事故があったみたいだ。
現場に急行すると、車に挟まれ下半身切断された男性がいる。
しかし、幸か不幸か切断面が圧迫され出血は少なく意識がある。
その男性は「私はあとどれくらいもちますか?」と聞いてきた。
出血が少ないとはいえ下半身切断。救出しようと動かせば即死。
経験から5分くらいだろうと答え、なにか望みはあるかと聞き返すと、
「家族と話したい」とのこと。
近くにあった携帯は生きていたので、男性の家にかけてみる。
しかし時間は深夜。何度かけても電話には誰もでない。
「もういいです。ありがとう」男性はそう言って息を引き取った。
数分後、男性の家から携帯に電話がかかってきた。
救急隊員は、男性が事故に遭い即死だったと伝えた。
もし男性が数分間生きていて、話したがっていたと遺族が知れば、
電話に出られなかったことを一生後悔するだろうと思ったからだ。
それでも未だに、あの時どうするのが正しかったのか考えてしまうのだ。
コメント一覧
しむら〜 となり!となり!
意味がわからないんだけど
酷い事故で幼なじみが亡くなった時、痛みを感じずに亡くなった事を救いに感じた。
どちらにせよ失った悲しみは変わらないから真実を伝えて良いかも。
それもありだろうけど・・・
数分でかけなおしてきてるからなぁ
命に関わる現場に居る人を尊敬するわ。自分には絶対無理だ。